雑学…勉強・教育019
本「妻のトリセツ」黒川伊保子(くろかわ いほこ)著。2019年3月16日放送。
夫の離婚の理由。
1位、性格の不一致。2位、精神的虐待。3位、その他。4位、異性関係。5位、家族、親族との不仲。
2位の「妻からの精神的虐待」と言うのが、妻が怒る理由がわからないにつながる問題。
例えば、学校のPTAで、「また嫌味を言われちゃった」と妻が言った場合、夫として妻にかける言葉は?
「それは大変だったね」夫が妻に共感することが大切。
最悪のパターンは、「そんなに嫌ならPTAなんか辞めちゃえば?」。結論を先に言ってしまう。「なんでそんなこと言うの?」、共感してくれない夫に怒ってしまう。
夫婦喧嘩のきっかけは、男女の脳の違い。男性脳は問題解決を優先。女性脳は共感欲求が高い。
2019年3月16日”世界一受けたい授業”より
哺乳類のメスは、太古の昔から群れで子育て。
歩き出すまでに時間がかかる種の子供を、無事に育てるには、群れの中にいて女同士の密なコミュニケーションの中で、うまくやれる女性だけが子供を育てられた。
長い積み重ねの中で、共感欲求の高い脳になった。
2019年3月16日”世界一受けたい授業”より
妻の誕生日に早く帰らなかった夫。
妻は楽しみにしていた。
夫「ごめん、仕事で遅くなっちゃって」。
妻「なんであなたって、いつもそうなの。去年の私の誕生日も遅刻してきたよね?」
夫「またその話?」「それはもう謝ったじゃん」
過去の失敗を蒸し返して怒る妻。その原因は女性脳にある。女性脳は、トラブルに直面した時、瞬時に過去の記憶を総動員して、解決に当たる。
夫の過去の失敗を持ち出すことを「ネガティブトリガー」と呼ぶ。ネガティブトリガーを、発動させないためには、良い思い出を引き出す「ポジティブトリガー」を作る。
2019年3月16日”世界一受けたい授業”より
結婚記念日。
結果を重視する男性脳。プロセスを重視する女性脳。
結婚記念日は、妻が結婚して、もう5年など、プロセスを振り返る絶好の機会。
夫が奥さんに結婚記念日のデートを楽しんでもらうためにすると良い事は?
1ヵ月前に、事前に予告しておく。女性はプロセスを大事にする。何かを楽しみに待つのが好き。
夫が1ヵ月前にデートを予告すると、妻は、美容室に行き、服を買い、結婚記念日までの期間を記念日以上に楽しめる。
夫「今年の結婚記念日は、思い出の〇〇に行って、フルコースを食べようか」。
女性はサプライズより、時間をかけてワクワクしたい。
2019年3月16日”世界一受けたい授業”より
女性が過去のことを引っ張り出してくる。
何かの感情が起こると、過去の似た感情と一緒にある経験を0.6秒の速さで、脳の中に全て取り揃えている。30年前40年前の記憶でも一気に脳に出てくる。
2019年3月16日”世界一受けたい授業”より
夫婦喧嘩。
すぐに仲直りできるように、日ごろから仲良く食べる定番のお菓子を決める。
なかなか素直に謝れない。「これ買ってきたから一緒に食べない?」と、定番のお菓子を渡す。「またこれ?食べよっか」。妻の脳内に、仲良く食べていた時の思い出を呼び覚ます。自然と喧嘩が収まる。
甘いものを食べたときに、幸せホルモンのセロトニンが出てくる。セロトニン効果で、ふわっとした気持ちになる。過去の良い思い出の時に食べている定番のお菓子が重要。ポジティブトリガーを引くことができるので、意外に効果がある。
ささやかなお菓子のほうがいい。いつもコンビニで私が買っているお菓子、覚えていてくれたとなるし、コンビニなら24時間駆け込める。
2019年3月16日”世界一受けたい授業”より
夫の言った何気ない一言が妻を絶望させてしまう。ワースト3。
1位、「今日何してたの?」
「俺と違って今日も暇だったんだよな」と言っているように聞こえる。家事ができていないと言われたように感じる。
妻に聞くときは、「今日は子供と遊べた?」などのように具体的に聞くことが大事。夫の知らない家事は、山ほどある。数えただけでも110個位あった。
2位、「言ってくれればやったのに」。
妻が電球を交換している。本当に大変。夫が「言ってくれればやったのに」と発言。妻は心の中で、「あんたがやらないから、私がやってんの」と思う。女性脳で最も大事なのは、察してあげること。
妻「風邪をひいているのに、気づきもしないし、手伝ってもくれない」。
夫「気がつかなくてごめんね」。
3位、「おかずこれだけ?」
「一日中家にいて、この程度かよ」と聞こえる。
例えば、夫がゴミを捨ててくれるけど、その後、ゴミ箱にゴミ袋をかける仕事がある。子供の傘をたたむなど、夫の想像をはるかに超えて忙しい。
2019年3月16日”世界一受けたい授業”より
妻と仲良くするには。
何でもないメールをすること。出張の帰りに「今、小田原通過中」や「今日は、富士山が見えたよ」など。離れているときに、妻のことを気にかけていると知らせてあげる。妻はうれしい。
2019年3月16日”世界一受けたい授業”より
夫が察してくれるようにするには、何をすればいい?
それは無理。男性は半径3メートル以内の散らかり具合を、女性の6分の1しか気づけない。「察してくれ」は無理。
遠くから危険なものが飛んでくることに、眼球の制御ができているので、ジャングルの中にいると頼もしい。家の中にいるとほとんど見逃している。
2019年3月16日”世界一受けたい授業”より
本「妻のトリセツ」黒川伊保子(くろかわ いほこ)著。2019年6月15日放送。
夫婦喧嘩になる理由。
男も女も、「自分と同じ」を求める。自分の考えや意見を相手に押し付けるので喧嘩になる。
人間の進化により、男女の会話が噛み合わない。
太古の昔より、女性は、コミニケーションがうまいと群れの中で上手に子育てできた。共感能力が高まった。
男性は、家族を危険から守るため、空間認識能力が高まり、身近なものに気を配れない。
2019年6月15日”世界一受けたい授業”より
喧嘩をしない夫婦のために。例①
妻「あぁ~今日は腰が痛くって」と掃除中の妻が行った場合。
夫「病院行ったほうがいい」と言うのはだめ。女性は問題解決の言葉を求めていない。こういう時は、夫は「大丈夫?」「腰が痛いのに掃除やらせてごめんね。僕がやろうか?」と、女性に共感することが重要。女性のイライラは軽減する。
2019年6月15日”世界一受けたい授業”より
喧嘩をしない夫婦のために。例②
遅く帰った夫に妻が、「今日は早く帰るって言ったよね、何時だと思ってるの!」と怒っている。
夫「仕事だったんだから、しょうがないだろ」と答えるのはだめ。
夫が「心細い思いさせてごめんね」と言った場合、「口ばっかり」と妻が言ったとしても、共感を感じ、潜在意識の中でストレスは、減少している。
女性に共感とねぎらいを忘れないように。
2019年6月15日”世界一受けたい授業”より
喧嘩をしない夫婦のために。例③
女性は話すことでストレス解消。
男性は、会話でストレスを感じる。男性側より、興味のない話を終わらせて、話を次に進めてもらうためには、「君は?」と聞く。長い話の真ん中が省略され、意味のある会話になる。
2019年6月15日”世界一受けたい授業”より
喧嘩をしない夫婦のために。例④
妻が何かに迷っている。
夫がうっかり発言。「好きにしたらいいじゃん!」。これもだめ。一緒に考えてあげるだけで良い。決め付けはだめ。
2019年6月15日”世界一受けたい授業”より
妻をイラッとさせるNGワード。その①
夫が「コーヒー」、「飯、まだ?」などのような、妻を手足として使うような言葉を発言。
これも洗濯しといてと、洗濯物を投げていく。
妻は、「私はあなたの家政婦じゃありません!」と言いたくなる。
お互いに支え合っていることを忘れないように。
2019年6月15日”世界一受けたい授業”より
妻をイラッとさせるNGワード。その②
掃除する妻。妻「もう疲れた…もういやだ…」
この時、夫が言ってはいけない言葉は、「嫌ならやらなきゃいいじゃん」。
妻は「私がやらなきゃ誰がやるのよ!」と思う。
夫は「いつもきれいにしてくれて助かるよ!」「ありがとうね」と声をかける。女性をねぎらう感謝の言葉が大切。妻のイライラが軽減し、家事がはかどる。
2019年6月15日”世界一受けたい授業”より
女性側も夫のことを気遣い、夫を理解するのも大切。
休日の午前中、ぼーっとする夫に、妻が「あの映画のチケット取ってくれた?」と尋ねると、不機嫌そうに返事された。
男性は、ぼーっとしているときに、音声認識の機能を切っている。
男性は、話をする準備が整うまでに約3秒かかる。妻は、声をかけて、3秒待ってから、話し始めるようにすると良い。
2019年6月15日”世界一受けたい授業”より
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