雑学…料理・食べ物037
「あんこ」。川本徹(かわもととおる)先生解説。
血管や肌を老けさせない。
あんこが優れている点。ワインよりもポリフェノールがある。ほうれん草より鉄分が多い。砂糖が入ってあんこになり、生まれる成分のメラノイジンがある。
小豆のポリフェノールが、血管の悪玉コレステロールなどを大掃除。
ポリフェノールとは、「抗酸化物質」のことで小豆は多く含む。
メラノイジン。あんこにすることによって生まれる。タンパク質と糖分が加熱されることによって、「メイラード反応」と言う化学反応が起こる。
メラノイジンは、血管内の悪い物質を掃除する。
呼吸の酸素は、約20%が活性酸素になる。増加し続けると悪玉コレステロールと結びつき、酸化悪玉コレステロールになる。血管壁を硬くし、傷つける。
風邪をひいたり、紫外線を浴びすぎると活性酸素が増える。
ポリフェノールとメラノイジン。活性酸素を退治し、悪玉コレステロールと結びつけないようにする。
2019年2月19日”林修の今でしょ講座”より
画像”かわいいフリー素材集いらすとや”より
ポリフェノールがより多い和菓子。
粒あんを使っているもの。
ポリフェノールは小豆の皮にたっぷり含まれているのでこしあんより粒あんのほうが、約2倍ポリフェノールが多い。
粒あんの作り方。
小豆を45分下茹でして渋みをなくし、柔らかくする。水の入った釜に砂糖と下茹でした小豆を入れて、豆を潰さないように水分を飛ばしながら1時間煮詰めると粒あんの完成。
こしあんの作り方。
下茹でした小豆を、皮を取り除いて、細かく砕いたものを「生(なま)あん」と言い、それを使用して作る。「生あん」に砂糖を入れ、1時間煮詰めると出来上がり。こしあんには、小豆の皮が入っていない。
ポリフェノールは、皮に多く含まれている。植物が酸素や紫外線から身を守るための成分。
2019年2月19日”林修の今でしょ講座”より
あんことビタミンC。
体の中でビタミンCが、弱ったポリフェノールを元気にする。
苺大福やあんみつは果物が入っている。
小豆の生産地の北海道では、「ぜんざい」をよく食べる。
餅の代わりにじゃがいも団子を使用。
じゃがいも団子とは、ゆでてつぶしたジャガイモに片栗粉を入れ、粘りをつけ、お餅のような感じにしたもの。小さく切って再び茹でると完成。
じゃがいもはビタミンCが豊富で、熱に強くて壊れにくい。
2019年2月19日”林修の今でしょ講座”より
あんこのポリフェノールを効率よく取る。
あわせると良い飲み物は、コーヒーやお茶。ポリフェノールがダブルで取れる。
牛乳のカゼインは、ポリフェノールと結合して吸収されにくくなるので牛乳はダメ。
食べるタイミング。まめに摂取する方が良いが、脳を考えると朝1回でも良い。
名古屋の小倉トーストは理にかなっている。
2019年2月19日”林修の今でしょ講座”より
あんこの肌トラブルと戦う鉄分。
ほうれん草の約1.4倍。肌トラブルの原因は、コラーゲン不足。コラーゲンを体内で作るには、酸素とタンパク質とビタミンCと鉄分が必要。
鉄分が多いのはこしあん。小豆の実に多く含まれている。
鉄分の多い和菓子は、草餅ときなこおはぎ。よもぎにも鉄分が入っている。きなこには鉄分やタンパク質も豊富。
2019年2月19日”林修の今でしょ講座”より
甘いのが嫌な人は、赤飯がオススメ。
あんこの糖分は、他の甘い菓子に比べると吸収されにくい。食べ過ぎには注意。
粒あんは、ポリフェノール。こしあんは、鉄分豊富。
2019年2月19日”林修の今でしょ講座”より
バニラアイスの「バニラ」って何?
答え、「植物」のバニラ。
バニラアイスに入っているのは、「種」の部分。アイスのパッケージにもヒントがある。花ではなく、さやインゲンのような形の干からびた黒い棒。
さやを発酵させ乾燥させる。バニラビーンズとは、さやの中に入っている小さい種のこと。芳醇な香りで、スパイス界のキャビアともいう。1本約1000円ぐらい。
2019年12月17日”そんなコト考えた事なかったクイズトリニクって何の肉”より
メープルシロップの「メープル」って何?
答え、「楓(かえで)の樹液」。
大体132グラム5000円位。
メープルの森。 春先の2週間だけ、樹液を採取する。
楓の樹木を守るために、樹齢30〜40年くらいの、幹の太さが直径20cm以上の樹木に、ドリルで穴を開け、注ぎ口を打ち込み、バケツを取り付ける。1滴1滴と落ちてくる。1本の木より取れる量は、40ℓ。それを煮詰めて 1ℓにする。瓶に詰めて販売。
2019年12月17日”そんなコト考えた事なかったクイズトリニクって何の肉”より
ソバを作るときに使うソバ粉って何の粉?
答え、蕎麦の実。
蕎麦は、畑で栽培され、1ヵ月で花が咲く→収穫まで3ヶ月。花は白く、日本全国どこにでもある。痩せた土地でも育つ、気温が高くても低くても育つ。
収穫の日本一は、北海道。花が咲いた後、花の下に黒い粒の種ができる。
種子の皮をむき、石臼(いしうす)で挽(ひ)くとそば粉になる。
2019年5月7日”そんなコト考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?”より
サラダ油は、何から作られる?
答え、「植物の種や実」。
アブラナは、別名「菜の花」。種を絞る。力が必要。100グラムの種から取れる油は少量。
搾りたての油の味は、雑味、渋味がすごい。油をお湯で洗う。水と油は、混じり合わない。水のほうに色や臭いが移る。
2019年7月16日”そんなコト考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?”より
「きなこ」って、そもそも何?
答え、「大豆」。
大豆や枝豆は、有毒なので生では食べられない。
きな粉は大豆を高温で炒って粉々にする。大豆イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをする。
2019年12月17日”そんなコト考えた事なかったクイズトリニク
炭酸飲料は、何からできている?
答え、炭酸(二酸化炭素または炭酸ガス)。水に溶けやすいから飲料になった。
炭酸水クッキング。
ご飯を炊くとおいしい。ふっくらつやつやモチモチ。
卵焼きを焼く直前に炭酸水を加える。炭酸水の気泡が、卵の中で泡立つ。
豚の角煮。水からだと1時間煮るところを、炭酸水だと30分。炭酸が肉の繊維を分解。
天ぷらの衣にも炭酸水を入れると良い。油に入れると炭酸が、一気に蒸発し、衣に空洞ができる。薄皮でサクサクになる。
2019年12月17日”そんなコト考えた事なかったクイズトリニクって何の肉”より
タピオカの丸いのは何?
答え、「芋のデンプン」。
キャッサバと言う芋。すりおろして絞り、デンプンを取る作業の名前が、南米の言葉で「タピオカ」。
タピオカの粒の作り方。
①デンプンの粉とカラメルをこねる。
②混ぜ合わせたものを、回転窯に入れたら2時間霧吹きで水を吹きかける。丸い粒になる。水を接着剤にして、粉の1粒1粒がくっつき、雪だるまの要領で丸くなっていく。
③直径1センチになったら、茹でる。ジュースに入れるとタピオカドリンクになる。
2019年12月27日”そんなコト考えた事なかったクイズトリニクって何の肉”より
水辺に蓮(はす)の花がある写真。この水の中にある食べ物は?
答え、「レンコン」。
茨城県は、日本一の蓮根の産地。蓮の花が、枯れた後、レンコンは秋に収穫。
葉が浮かんでおり、水がたまっていて、その下の泥の中にレンコンはある。水圧で泥を吹き飛ばし、手で探り(さぐり)収穫。
2019年11月26日”そんなコト考えた事なかったクイズトリニクって何の肉”より
レンコンはなぜ穴が開いている?
答え、「呼吸をするための空気が通る穴」。
レンコンは巨大な植物で、葉から取り入れた空気を、すべての根に運ぶために、大きな穴があり、穴には、行き用と帰り用などのルートが決まっている。酸素の通る穴、二酸化炭素が通る穴がある。その他の小さい穴は、何のためか、未だに不明。
2019年11月26日”そんなコト考えた事なかったクイズトリニクって何の肉”より
「メンマ」って、そもそも何?
答え、「たけのこ」。
メンマは、1~2mの幼い竹から作る。ラーメン250杯分。メンマに向いている竹は、1200種のうち2種で、麻竹(マチク)。
「メンマ」は、日本語。ラーメンの「メン」とマチクの「マ」。(漢字では、「麺麻」と書く)。輸出していた人が、メンマと名付けた。
ラーメン屋は、中国から取り寄せていた。
2019年7月9日”そんなコト考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?”より
木に実っている「イガ」のついた木の実。この中に何が入っている?
答え、「栗」。
栗は、果物で、私たちが食べているのは、種の部分。
栗のとげとげの部分は、ヘタ。栗の硬い皮が果皮(かひ)。ボアボアの皮は、種子を守る部分。黄色の部分が、種子。
栗を地面に植えると5年の歳月で育ち、食べられる実がなる。
2019年11月26日”そんなコト考えた事なかったクイズトリニクって何の肉”より
ガムってそもそも何を噛んでいる?
答え、「チューインガムの木」。
サポジラ。樹液を集めて煮詰める。煮て固めたチクルを工場で加工。空腹や喉の渇きを潤すために1700年前に作られた。
今では、200種類のガムがあり、安全な合成樹脂が使われている。
2019年7月9日”そんなコト考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?”より
チーズは何からできている?
答え、「牛乳」。牛や羊の乳。
チーズが偶然発見されたのは、羊の胃の中。紀元前6000年の中東で、アラビアの商人が、羊の胃袋製の水筒にミルクを入れていた。ミルクを飲もうとしたら、白い塊が出てきた、食べてみたらおいしかった。
2019年7月9日”そんなコト考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?”より
羊や牛の胃は、人と違う。胃袋が4つある。
草の消化に時間がかかるのでゆっくり消化する。
牛や羊の授乳期間中の第4の胃にだけ「レンネット」と言う成分がある。レンネットは、母乳の消化のために胃で作られる酵素の混合物。
ミルクのタンパク質を固めてチーズができる。発酵食品。
チーズ作り。ミルクに熱と乳酸菌を加える。レンネットを加えると1時間で固まる。よくかき混ぜたらモッツァレラチーズができる。
現在3000以上の種類のチーズがある。
2019年7月9日”そんなコト考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?”より
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