雑学…生活・防犯015
虫刺され。本「虫と皮膚炎」夏秋優(なつあきまさる)先生。
虫除けスプレーは、吹きかけるだけだと、薄いところを狙って虫が刺す。手で塗りのばすと効果が高まる。
2019年8月10日”世界一受けたい授業”より
蚊が媒介するデング熱。
ウィルスを持った蚊に刺されると、高熱や頭痛、発疹が起こり、最悪死に至る。東南アジアで増加。
トコジラミ。1970年以降、日本では見られなかったが、近年、海外旅行者の増加とともに被害が出ている。
2019年8月10日”世界一受けたい授業”より
経過観察。
先生は、自分の太ももを使って、虫に刺されたらどうなるかの自然経過を観察している。皮膚を切り取って細胞レベルでの、局所の変化を自分で確認する。自分の太ももしか使えない。
2019年8月10日”世界一受けたい授業”より
蚊に刺された後の経過。
蚊は、血を吸う時に、唾液腺物質を注入する。人の体は、異物と認識し、アレルギー反応を起こす。患部が腫れる人、腫れない人など反応は、体質によっていろいろ。
体質以外では、年齢により症状に差がある。刺された回数で変化。
0回の赤ちゃんは、症状が出ない。
刺された回数の少ない子供は、翌日以降に、症状が出る。赤くなり、かゆい。水ぶくれができることも。
大人は、刺された回数が多いので、アレルギー反応がすぐ出るが、すぐに収まる。
高齢者は、刺され続けると症状が弱くなり、無反応。
2019年8月10日”世界一受けたい授業”より
蚊に刺されて、かゆみ止めがない時。
かゆみを抑える方法は、保冷剤などで冷やす。血管が収縮し、かゆみを感じる神経の伝達も鈍くなる。かゆみは、約20分くらい続く。出先では、冷たい缶飲料で局所を冷やすなどすると良い。
爪でバツをつけるのは、痛みと言う刺激を与えることで、その間はかゆみは和らぐ。やりすぎると傷がつき、ばい菌が入って、よりひどくなる可能性もある。
2019年8月10日”世界一受けたい授業”より
刺されやすいとき。
血液型が、O型の人は、やや刺されやすい傾向がある。それ以外の要素の方が大きい。
蚊は、人間の汗の匂いやアルコールを分解するときの二酸化炭素に反応する。汗かきの人やお酒を飲んだ後の人は、刺されやすくなる。
2019年8月10日”世界一受けたい授業”より
マダニ。
媒介するウィルスの感染症に要注意。重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染すると、致死率は15%。
マダニは、一旦皮膚に食いつくと、1~2週間ずっと皮膚に食いついたまま血を吸う。1週間後のマダニを見ると、血を吸って大きくなって腹部が膨大。体長3~5倍まで膨らむ。
2019年8月10日”世界一受けたい授業”より
市街地で被害の多い毛虫。
公園でキャッチボール。翌日かゆい。赤いブツブツがたくさんできる。
「チャドクガ」の幼虫。約2.5センチの毛虫で、 0.1ミリの毒針の毛を30万本も持っている。毒針が刺さると、1~2日で激しいかゆみ、赤い発疹ができる。
椿や、さざんかなどの葉っぱを食べる。年に2回出現。5月6月と8月9月。その時期には、公園や生垣などに近づかないこと。
2019年8月10日”世界一受けたい授業”より
「チャドクガ」の幼虫に触れてしまったとき。
まず最初にガムテープを使う。皮膚に乗っている毒針毛(どくしんもう)を押さえつけないようにしながら、粘着面でとる。その後石鹸をつけてシャワーで洗うと症状が軽くなる。
コロコロなどを使用するときは、押さえつけないように。より深く突き刺す可能性がある。
2019年8月10日”世界一受けたい授業”より
危険な外来生物。加藤(英明)先生解説。
通常、外来生物は日本の気候に対応できず、冬を越せない。冬が暖冬だったため、外来生物が例年より活発。
夏の危険な外来生物。ワースト5。
第5位、アライグマ。
体長40~60cm。寿命は13~16年。1970年代のアニメで人気になり、ペットとして年間約1500頭輸入される。攻撃力が高く、1年で噛み付くようになるので、飼い主に捨てられ野生化。
都心にも出没。昨年1年間に捕獲されたアライグマは、35,640匹。もともと臆病だったが、人間を見ても最近は逃げない。
危険な理由。アライグマの小腸に寄生する「アライグマ回虫」がいる。人の体に入ると成長。深刻な脳神経障害を引き起こす恐れがある。
もしものときの対処法。アライグマは、攻撃してくるので、触ろうなどと思うのは危険。触ったら必ず手洗い。
2019年6月25日”林修の今でしょ講座”より
第4位、ミシシッピーアカミミガメ、別名ミドリガメ。
子供の被害が続出。触れると急性胃腸炎になる可能性も。
寿命が長く、飼い切れなくなり野生化。全国に野生化したものが、800万匹以上。増えすぎているので遭遇率が高い。
子供は亀を触ろうとする。
不衛生な水の中には、サルモネラ菌が多く繁殖している。子供が触ってそのまま手で口に触ると急性胃腸炎になったりする。
サルモネラ菌で子供が意識障害や痙攣を起こした事例もある。高齢者は急性脱水症など。
亀は、空腹や恐怖などで噛み付き、肉を食いちぎることもある。
もしものときの対処法。噛まれたときは、亀を水に入れると亀の方が逃げていく。その後病院に行く。
2019年6月25日”林修の今でしょ講座”より
第3位、ヒアリ。
中国より2年前に上陸。猛毒の針を持つ。刺されるとアレルギー反応を起こすこともある。
特徴。体に2個のこぶがある。赤茶色。
素手では絶対に持たない。種類がわからないアリには近づかない。
女王アリは、1日に1000個の卵を産む。
ヒアリは、噛んでから、お尻の毒針で刺す。とてつもない痛み。
最新研究でヒアリが近づかない効果があるものが判明。
わさびシート。わさびの成分に効果がある。
ヒアリ対策としてヒアリ探知犬。犬は、嗅覚で生き物を見分けられる。
「ポイズンリムーバー」。毒を吸引できるアイテム。
もしものときの対処法。
刺された直後、人目につく場所で体調の変化を見る。体調が悪くなったら、周りの人に救急車を呼んでもらえる。
2019年6月25日”林修の今でしょ講座”より
画像”かわいいフリー素材集いらすとや”より
第2位、ヌートリア。
体長65cm、寿命は8~10年。草食。ネズミの仲間。年に2回出産、1度に5匹産む。泳ぐのが得意で、臆病。穴を掘る長い爪、巨大な歯。
河川の土手に巣穴を作る。穴だらけの堤防になり、決壊の可能性あり。または、土手を歩いていて、穴に落ちたりする。
姫路城では、お堀に、5匹のヌートリアが発見され、捕獲したものの、石垣の崩落の危機の可能性もあり。
ヌートリアは、毛皮の軍事利用に、フランスから日本に持ち込まれた。戦後に捨てられたり、逃げ出したものが野生化した。
ヌートリアに遭遇したり、巣穴を見つけたら川岸に近づかない。
2019年6月25日”林修の今でしょ講座”より
第1位、カミツキガメ。
顎の力がすごい、目の前のものには何でも噛み付く。北米から日本へ上陸のペット。寿命40年以上、体長約49cm。
千葉の印旛沼周辺には、16,000匹も生息。2018年、2259匹捕獲。
カミツキガメには近づかない。見つけたら通報する。
普通の亀のように持ち上げると、首が長いので噛み付かれる。動きは意外と早い。水辺だけでなく道路を渡っていたりして、バイクにひかれた亀がいた。民家に侵入などの情報もあり。新しい住処を探していたりするのではないかと。
2019年6月25日”林修の今でしょ講座”より
カミツキガメの見分け方。
しっぽが長い。甲羅の半分以上の長さ。お腹の甲羅がひし形で小さい。
水中ではカミツキガメは逃げていく。
噛まれたら、離さない。じっとして動かなければ安心して離す可能性がある。勇気があれば、抱えて水辺に持っていく。
一番の対策は、わからないものには近づかない。
2019年6月25日”林修の今でしょ講座”より
画像”かわいいフリー素材集いらすとや”より
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