雑学…料理・食べ物047。
体の老化を取り除く最強の薬味ベスト5。平柳要(ひらやなぎかなめ)先生。
代表的な薬味。長ネギ、生姜、わさび、大根おろし、唐辛子、みょうが、大葉、ニンニク、山椒、かぼすなど。
2019年9月17日”林修の今でしょ講座”より。
画像”かわいいフリー素材集いらすとや”より。
第5位、胃腸を老けさせない。
大根おろし。アブラナ科の野菜の辛味成分のイソチオシアネート。
大根の細胞が破壊されて生まれるので、すりおろさないと意味がない。
イソチオシアネートは、唾液や胃液の分泌を促し、消化を促進する。強い殺菌力で、胃腸のがん予防にも期待できる。
大根おろしなどの辛味成分の摂取で、死亡リスクが、男性約14%、女性約11%減少したという。
2019年9月17日”林修の今でしょ講座”より。
大根おろしは、おろしたてが良い。
辛い大根おろしの作り方。
大根の部位で、辛味の成分が1番多いのは、先の方(下の部分)で、細くなっていってる部分。
おろし金と大根の角度は、垂直。細胞がしっかり壊れるので、イソチオシアネートが多くなる。
大根おろしと納豆の組み合わせは、相乗効果で、良い組み合わせ。
大根おろしは、1日大さじ一杯が効果的。
2019年9月17日”林修の今でしょ講座”より。
第4位、免疫力が老けない。
しょうが。
生姜は、生と、加熱で成分が変わる。辛味成分のジンゲロールは、免疫細胞を刺激し、免疫力を調整する。強力な殺菌力でウィルスを撃退する。
生の生姜は、解熱(げねつ)作用があって、体を冷やしてしまうこともある。
生姜を加熱するとジンゲーロールの一部が、ショウガオールと言う体を温める成分になる。ショウガオールは、血流が良くなり体温が上昇し、免疫細胞が活性化する。
2019年9月17日”林修の今でしょ講座”より。
おすすめ料理は、豚の生姜焼き。
免疫細胞は、タンパク質でできている。豚肉を摂取すると活性化する。
生姜を煮るとビタミンなどの成分が水に溶け出す。煮物にする場合は、煮汁も食べる工夫が必要。
チューブ入り生姜は、少し栄養や成分が劣るので、1.5倍の量を使用するとよい。
手軽に飲む方法。
生のしょうがを皮をむかずにすりおろす。すりおろした生姜を、温かい緑茶に入れる。緑茶の免疫力と生姜の免疫力で相乗効果になる。
すりおろし生姜は、1日小さじ1杯が目安。
2019年9月17日”林修の今でしょ講座”より。
第3位、血管を老けさせない。
ニンニク。ニンニクの匂いに、アリシンが含まれている。血管を広げ、汚れを取り除く。血圧低下、動脈硬化予防。
アリシンは細胞を破壊しないと生まれない成分なので、ニンニクは、細くきざむこと。
ニンニクは切れ目を入れるだけで、匂いが出る。それは、自然界で生き抜く重要なパワー。
土の中で虫がニンニクをかじると、アリシンが出て虫が逃げる。身を守るために殺菌力のあるアリシンを出している。
1日1粒の半分程度を摂取すると良い。
2019年9月17日”林修の今でしょ講座”より。
ニンニクは生で食べる方が良い。
加熱すると成分が変わる。アリシンは減少。ニンニクとトマト。ニンニクは細かく刻む、切ったトマトにオリーブオイルをかけ、塩で味付けする。トマトのリコピンは、血管の酸化を防ぐ。ニンニクのアリシンは血管を広げる。
2019年9月17日”林修の今でしょ講座”より。
第2位、隠れ肥満を解消。
唐辛子。
辛味成分のカプサイシンは、アドレナリンを脳に分泌させ、中性脂肪を分解。
内臓脂肪が気になる方は、唐辛子と大根おろしの相乗効果のもみじおろしが、おすすめ。唐辛子は、食べ過ぎると胃腸が荒れたり、頭痛を起こしたりすることもある。
1日に鷹の爪1本分(約1g)が目安。
2019年9月17日”林修の今でしょ講座”より。
第1位、冷え性。
長ネギ。
日本人の半数以上が、冷え性で悩んでいる。毛細血管の老化や、体の血の巡りが悪くなることで起こる。
長ネギの緑の部分は、β-カロテンが含まれている。血液を作る。血液の量が増えるので、冷え性予防や貧血対策にもなる。
白い部分は、アリシンが、血流を良くする。
白と緑の部分を一緒に食べて、長ネギの効果がパワーアップ。
2019年9月17日”林修の今でしょ講座”より。
海のミルクとも呼ばれる牡蠣の専門店。
全国の牡蠣を使った料理が、約30種類ある。カキのなめろう、カキの昆布巻、カキのうに焼き、カキ雑炊、カキのアヒージョなど。
専門店での1番人気メニューは、生牡蠣の食べ比べ6種類盛り合わせ。
収穫量日本一は、広島県。
牡蠣が、卵を放出したものを、ホタテの殻に稚貝を付着させて、全国に出荷するケースが多い。その一大産地は宮城県。北海道の「マルえもん」と言う牡蠣は、宮城県生まれの北海道育ちと言うこと。
2020年2月13日”日本人の3割しか知らないこと”より。
牡蠣は貝柱のみが筋肉で、他の部分は、ほとんど内臓
亜鉛が多いので、食べ過ぎには、注意。生牡蠣にレモンが添えてあるのは、レモンの成分に殺菌効果があると言われている。また、レモンをかけることにより、鉄分の吸収が促進される。
2020年2月13日”日本人の3割しか知らないこと”より。
季節により、出回る牡蠣の種類が、違う。
冬は、真牡蠣(まがき)で、養殖されたもの。夏は、岩牡蠣(いわがき)で、天然物が出回る。
牡蠣の産卵が夏場で、卵を産むと身が痩せ、味が落ちてしまうために、養殖物は、出回らない。
海水に生息するノロウィルスは、水温が低いと活発になる。夏は、ノロウィルスの被害にあいにくい傾向にある。ノロウィルスは、中心部が、85~90℃で、90秒以上の加熱で、リスクが下がる。
2020年2月13日”日本人の3割しか知らないこと”より。
牡蠣専門店が教えたい3つのポイント。
①加熱用の牡蠣の方が新鮮。
生食用は基準をクリアした海域で捕れたもの。加熱用は、海域の指定は無し。
加熱用の牡蠣は、水洗いのみで出荷する。生食用の牡蠣は、約1日間、浄化処理することもある。
②おいしい牡蠣の目利きポイント。
クリーム色。栄養素が多く味が濃いことが多い。牡蠣の色が薄いものは、海水を多く含み、うまみが少ない場合が多い。
③調理前のたった一手間。
大根おろしで洗う。大根に含まれる成分は、牡蠣の汚れ落としに効果的。すすぎは、塩水。浸透圧で旨味が逃げにくい。
2020年2月13日”日本人の3割しか知らないこと”より。
豚肉料理の専門店。
トンテキ、ミルフィーユカツ、豚しゃぶなど30種類の料理。
豚肉の知識。豚肉の7つの部位は、農林水産省の食肉小売品質基準で定められている。①かた、②かたロース、③ロース、④ヒレ、⑤ばら、⑥もも、⑦そともも。農林水産省の基準とは別に呼んでいるもの。「ピートロ」や「豚(トン)トロ」の場所は、どちらも同じで、豚の部位では、うなじにあたる。
2020年2月20日”日本人の3割しか知らないこと”より。
豚肉をよく焼く理由。
よく焼くことで菌が死滅する。牛肉の菌は、肉の表面にいる。豚肉は内部にまで菌が入り込んでいる可能性がある。また菌の種類も違うので、豚肉は、よく焼くようにと言われている。
豚肉のビタミンB1は、牛肉の10倍。ビタミンB1は、糖質をエネルギーにする働きがあるらしい。疲労回復やダイエットに期待できる。ビタミンB1は、ロースやヒレ肉に多い。
2020年2月20日”日本人の3割しか知らないこと”より。
豚肉の栄養吸収を助ける食材。
ニンニク。
ビタミンB1は、水溶性で、汗や尿で出やすい。ビタミンB1が体内に留まることを助ける効果のあるアリシンは、ネギよりニンニクの方が良い。
生姜は、殺菌作用や体を温める効果に期待できる。
安い肉をやわらかく加工する。まいたけをのせて冷蔵庫で2~3時間おくと、酵素の働きで柔らかくなる。
2020年2月20日”日本人の3割しか知らないこと”より。
おいしいとんかつの料理手順。
①とんかつを美味しくする冷凍肉の解凍方法。時間がない時は、電子レンジでも良い。専門店では、冷蔵庫で解凍する。温度変化を少なく、ゆっくり解凍すると旨味が逃げにくい。1日前より解凍している。
②調理前に肉をお湯で洗う。ブロックや切り身の肉の場合、約50度のお湯で灰汁(あく)や余分な油を洗う。雑味なくおいしい豚肉になる。
③とんかつを縮ませない方法。包丁で赤身と脂身の間の筋繊維を、縦に切れ目を入れて切る。旨味が流れ出ないように4~5カ所で良い。
④片面に塩胡椒。
⑤小麦粉を3に、片栗粉1の割合の粉Aを作る。衣が剥がれにくくなる。溶き卵は、とんかつ約5枚に対し、卵1個と水50 CC。よくかき混ぜ、粉Aを大さじ1、溶き卵に入れる。肉とパン粉のくっつきが良くなる。
⑥豚肉に粉Aをつけ、溶き卵をつけ、生パン粉をまぶして、160度の油で揚げる。
2020年2月20日”日本人の3割しか知らないこと”より。
⑦揚げたとんかつの油のきり方は、立てる。
横にしておくと表面全体に油が落ちて、裏面がべちゃべちゃになる。立てると接地面積が少なく、油がよく切れる。
2020年2月20日”日本人の3割しか知らないこと”より。
画像”かわいいフリー素材集いらすとや”より
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