雑学…生活・防犯021。
女性を守る法律の本「おとめ六法」。今話題の本。
著者で、弁護士の上谷(かみたに)さくら先生解説。
女性の職場、学校、電車、あらゆるところにトラブルがつきもの。男性も必読。女性のあらゆるトラブルを解決。
いろんな例を紹介。
1、SNS。
自分のSNSに、ストーカーまがいのダイレクトメールが、多量に送られてきた。
まずとるべき行動は、スクリーンショットで画面の保存。いきなりブロックしたりすると、拒絶されたと思われ、逆上し、居場所を探されたり、家に押し掛けてくる可能性がある。
「やめてください」と返信すると、相手を喜ばせてしまうかもしれない。警察に相談するのが良い方法。
2020年8月29日”世界一受けたい授業”より。
(書籍の表紙は、アマゾンの販売サイトより引用させていただきました )
2、彼氏と別れる。
2年間付き合った彼氏に、「他に好きな人ができたから別れよう」と言うと、「今まで渡したプレゼントの代金や支払った食事代を全部返せ」と言われ、また「そうじゃないと別れない」と言われた。デート代は、全て彼が負担し、女性は、高額なプレゼントもたくさんもらってきた。
法律的には、返さなくて良い。彼氏が負担したプレゼントや食事代は、法律上は、贈与であり、返却する必要は、なし。
男性が、「返さなければ、個人情報をさらすぞ」などの発言をすれば、脅迫罪になる可能性もある。また、男性が、「テメェ、ぶん殴るぞ」と女性を怒鳴りつけた場合も、脅迫罪に該当する場合があります。
2020年8月29日”世界一受けたい授業”より。
3、写真の修正。
お見合いサイトで、イケメンを発見した。いざ会ってみるとまるで別人。
プロフィール写真の過度な修正は、違法ではない。写真の修正は、金銭的な損害を与えるものではない。
ネットオークションサイトで、傷のある商品の写真をきれいに修正して売ることは、金銭の損害がある場合は、違法となる可能性が高い。
4、夫の浮気調査。
夫の浮気を調査するために、妻が夫の鞄にGPSをこっそり仕込みました。
違法ではない。プライバシー侵害には、ならない。浮気調査など、正当な理由の場合、不法行為とはならないし、浮気の証拠にもなる。
5、買い物の返品。
洋服を買ったものの似合わない。返品したい。お店側に電話すると「返品できるわけない」と突っぱねられた。
違法ではない。返品に応じている店があるのは、店側のサービス。クーリングオフ制度は、訪問販売や電話勧誘販売などが対象。一般のお店やネットショップは、対象外。
2020年8月29日”世界一受けたい授業”より。
6、痴漢にあった。
痴漢のトラブルは、多い。満員電車で行われることが多く、誰が犯人か分かりにくい。
犯人の特定に有効な方法は、相手の手をひっかく。証拠を残す。爪に犯人の皮膚片が残り、DNA鑑定をすることができる。軽くひっかくだけでオーケー。引っ掻いたり、声を出して助けを求めるのは、かなり勇気がいる。
警視庁が作ったアプリ、「デジポリス」が有効。「痴漢です、助けてください」の画像を表示できて、周りの人に気づいてもらえるし、画面を押すと音声で、「やめてください」と発することができる。また、犯人が逃走した場合、犯人の逃げる姿を写真か動画に撮る。時間、場所、服装が記録される。駅の防犯カメラと照らし合わせ、犯人の特定ができるかもしれない。
2020年8月29日”世界一受けたい授業”より。
もし男性が、痴漢と間違えられ、ホームに降ろされた場合。
本当にやってないのなら、駅員に「僕ではないです」と明確に否定し、携帯で録音しておく。名前と携帯の電話番号を告げ、毅然とした態度でその場を立ち去る。
名刺を渡すと、会社に電話され、社内で噂になる。
駅事務所に行ってしまうと警察に引き渡され、逮捕となる危険性が高まる。
後日、捜査されたら、「当初から明確に否定していた」「逃げずにきちんと名乗った」ので、犯人ではないと言う根拠になる。
2020年8月29日”世界一受けたい授業”より。
画像”かわいいフリー素材集いらすとや”より。
7、しつこいナンパ。
しつこくナンパされ、恐怖を感じた時は、迷わず110番に電話する。「事件です。本通り4丁目の交差点です。知らない男性に付きまとわれて怖いです。」などのように、場所と状況を伝える。
自宅の物が動かされている。
自宅に帰ると部屋の物が、動いている。家のまわりで、同じ人をよく見かける。不審に感じた時は、すぐに110番して良い。警察は犯罪の予防をする責務がある。力になってくれる。
この場合は、警察に部屋を調べてもらうと、いくつもの盗聴器が出てきた。「今後どうしますか」と聞かれ、女性は、引越した。
2020年8月29日”世界一受けたい授業”より。
8、うその年収金額。
「僕は、年収が1000万円だ」と言う男性の言葉を信じ、結婚したが、実際の年収は半分以下だった。
これは犯罪ではない。刑法の詐欺罪は、金品を騙し取る行為がなければ成立しない。ただし、傷ついたことに対する慰謝料を請求できる場合が、ある。
9、会社の不当な規則。
会社で、「受付担当の女性は、メガネ禁止」というルール。違法である。労働安全衛生法の第3条、快適な職場環境の実現の義務。会社は、この義務に違反している。
ハイヒールを強要した会社もあった。
2020年8月29日”世界一受けたい授業”より。
10、産休明けの別の部署への異動勤務。
産休明けに、上司より「産休の間に取引先も増え、君には、今の部署は無理だ」と別の部署に異動させられた。年俸も下がった。
これは、会社は違法である。産休を取得したために、不利益な扱いをするのは、禁止されている。育児により、労働時間などに制限するなどは、違法にならない。
弁護士への相談料。30分5000円というところが多い。また、弁護士代などの様々な援助制度があります。
国によって設立された「日本司法支援センター」のホームページをご覧になってください。経済状況により、無料で法律相談も行っています。日本司法支援センターは、通称「法テラス」と呼ばれています。
2020年8月29日”世界一受けたい授業”より。
本「やめてみた」。作者わたなべぽん。漫画家で主婦。
習慣、思い込みをやめてみると、毎日が楽しくなる。やめてみると新しい自分に変わるきっかけになる。先生の実体験をもとに描かれていて、幅広い年代にウケている。
エピソード1。
遊園地で突然の雨。傘はキャラクターものしか売っていなくて、1本1500円で2本購入。その夜、家に帰ると、買った時しか使っていないビニール傘が、11本もあった。約7500円分。
ビニール傘は安い。雨が降ったら買えば良いという習慣が身に付いていた。玄関にあったビニール傘は、捨て、ビニール傘を買うのをやめた。
毎日、朝の天気予報をチェックし、お気に入りの折り畳み傘を持ち歩く。玄関は、広々となり、余計な支出も、なくなった。
2020年10月17日”世界一受けたい授業”より。
(書籍の表紙は、アマゾンの販売サイトより引用させていただきました )
エピソード2。
口癖の過剰な「すみません」をやめてみた。「謝らなくていいところで、謝っている」と夫から指摘される。「私なんかに親切にしてくれて…」と自分を卑下していたのかもと気づく。
「すみませんじゃなくて、ありがとうと言えばいいんじゃないか」と主人から、アドバイスされた。ありがとうは、自分も気持ちが良く、相手も気持ちが良い言葉。
エピソード3。
ある日、リビングのゴミ箱から小さい虫が飛んでいるのに気が付いた。リビングを見渡すと、いくつものゴミ箱があり、いっぱいになったら、まとめて捨てるという生活をしていた。また、ゴミ箱は、溢れるギリギリまで、放置していたために、虫が繁殖してしまった。
リビングのゴミ箱をやめる。ごみは、キッチンで分別ゴミするように決めた。ゴミ箱がなくなり、すっきりし、掃除がしやすくなった。
2020年10月17日”世界一受けたい授業”より。
エピソード4。
ポイントカードと大量のレシートで、長財布がパンパン。
長財布をやめて、小さい財布に変えた。カード類は、使うものだけを持ち歩き、レシートは、ためないようにした。
バッグの大きさを気にせず、身軽で、おしゃれしやすくなった。
エピソード5。
先生は、夫と2人暮らし。夫の在宅勤務中に、家事の分担をやめてみた。夫の家事の分担は、洗濯物をたたむだけだった。
「これから私は、洗い物をします。あなたは、お風呂掃除をしてね。」と、声をかけ、2人で同じ時間に作業すると、2人でくつろぐ時間が増えた。
2020年10月17日”世界一受けたい授業”より。
エピソード6。
ある日、体調不良で、「熱が出た」と夫にLINEをした。家では、冷蔵庫が空っぽ。きっとお粥とか買ってきてくれるだろうと思った。夫に期待し、帰りを待ったが、夫は、深夜0時に手ぶらで帰宅した。私のことは、心配じゃないの。何か買ってきてくれてもいいのにと、怒りがこみあげて、口をきかない日々が続いた。
数日後、自分から、「何も言わなくても察してくれると、期待してごめん」と夫に謝った。夫が、「君は、たまに意味不明にふてくされることあるけど、僕はこれからも察するという事はできません」と、きっぱり言われた。そして、「ふてくされる前に話してくれる?」と言われた。
夫に対して、察して欲しいをやめて、言葉にするようにした。イラッとしなくなった。
2020年10月17日”世界一受けたい授業”より。
エピソード7。
心の中の「充実させなきゃ」と考えるのをやめてみた。友人に見栄を張る。他人のSNSを見て、充実している人がいっぱいいると焦る。自分も充実させなきゃと色々とスケジュールを埋めていった。2ヶ月後、げっそりと疲れた。「充実した人に見えそう」ということばかり追い続け、無理をしていたことに気づく。
充実感は、人それぞれなんだから、気にしなくていいんだと思った。
2020年10月17日”世界一受けたい授業”より。
やめてみたけど、自分に合わなければ元に戻せばいい。
だからタイトルは「やめてみた。」。
一度、やめてみて、その良さがわかったもの。
1、ワイングラスをやめてみた。そばちょこでワインを飲んでいたが、器によって、味が変わることに気がついた。
高いグラスを購入した。ワインを飲むときは、料理も奮発。家でお酒を飲むのが楽しくなった。
2、歯磨き粉をやめてみた。丁寧なブラッシングをしていたが、歯が黄ばんできたような気がするようになった。
歯磨き粉を使い、習慣になっている丁寧なブラッシングをしたら、より歯磨きの効果がアップした。
2020年10月17日”世界一受けたい授業”より。
(雑学の日付や番組名、内容は、メモより書き起こしておりますので、間違いや内容の誤解釈などありましたら、ご指摘いただけたらと思います。ブログに貼り付けています画像は、『たっぷり素材 PIXTA』と『筆まめ』『筆ぐるめ』の素材です。他者さまの画像引用の場合は、明記いたします)