雑学…歴史・地理005。
「上野東照宮」、黄金神社。
日光にお参りできない人のために、1627年に創建された。
仏像、博士ちゃんの鵜飼航(うかいこう) さん、14歳、中学二年生。仏像、お寺、神社に詳しい。
上野東照宮の内部は、非公開。重要文化財。徳川家康を祀る。家光が豪華な社殿にした。金箔が11万枚使われている。
災いを耐え抜いた強運の神社。開運のスポット。
「上野大仏」。
上野動物園の敷地の中に五重塔がある。
大仏は、明治中期には、6メートルだった。現在は、お顔しかない。関東大震災が起きて、首が落ちてしまった。修理するお金がなく、別々に保管していた。
第二次世界大戦の金属資源として、顔以外は溶かされて武器になってしまった。
学業成就(じょうじゅ)の合格大仏となっている。これ以上落ちない。
「こんにゃく閻魔(えんま)」。
眼病治癒。源覚寺(げんかくじ)。お供えは、こんにゃく。
閻魔様。生前に犯した罪を裁く地獄の番人。地蔵菩薩の化身でもある。罪人を罰する罪を背負う。自分自身も罰せられている。だから顔が赤くなっている。
こんにゃく閻魔(えんま)様は、片目がない。
江戸時代、目が悪くなったおばあさんが、病気が治るように、閻魔様に祈願し続けた。そしたら夢に閻魔様が出てきて、「私の目をあげよう」と言われ、目が治った。おばあさまは、大好きなこんにゃくを断って、閻魔様に供え続けた。
目の病気とかにご利益(ごりやく)がある。
すぐ側に、「塩地蔵」がある。
お地蔵様が持っている錫杖(しゃくじょう)を自分の悪い場所に当てて、お地蔵様にお清めの塩をかける。健康祈願する。東京都内に、いくつかある。
2022年1月3日”サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん” より。
世界遺産検定マイスター、山本・リシャール・登眞(とうま)さん。16歳。
白川郷。合理的建築が世界遺産として評価された。
300年以上、日本の原風景を守り、年間200万人の観光客が訪れる。世界遺産としては、珍しく、住人が普通に生活している。
屋根は東西に、窓は南北に配置された合掌造り。冬は、豪雪地帯のため、雪を溶かすために、日当たりが東と西で同じになるように考えられている。
雪かきした雪を落として溶かすために、池や水路を完備している。
白川郷では、観光資源に依存しないまちづくりへのために、養豚もしている。結旨豚(ゆいうまぶた)。
合掌造りには、囲炉裏がある。囲炉裏の煙は、屋根を乾燥させ、防虫効果がある。ススは、補強と防腐効果。
2階の屋根裏は広く、昔は養蚕に使われていた。くまなくいぶされていて、光と風を取り込める。現在は、物置に使用。
2022年1月3日”サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん” より。
黒木家。リアルな生活をしている。
7人が生活している。台所も普通、風呂も普通。囲炉裏は無し。
薪ストーブを使用している。煙が出る。いぶす効果がある。薪ストーブを止(や)めると、藁ぶき屋根に虫がわく。
白川村の景観保存基準。
家の外側の作りには、かなり細かいルールがある。住民が定めたルールもある。花火はダメなど。
合掌造りの修繕。屋根の葺(ふ)き替え。
村人総出の100人ぐらいで助け合って、1日で屋根の葺(ふ)き替え作業をする。
和田家。
母屋と小屋があり、小屋は歴史あるもの。昔、便所に使用していた小屋で、人の尿を貯めていた。火薬の焔硝(えんしょう)を生産するために必要。
戦国時代から、蚕のフンや人の尿を発酵させて焔硝(えんしょう)を作っていた。
和田家は、幕府から、生産を許されていたという古文書(こもんじょ)もある。作り方は載っていない。作り方は秘密で、伝承されていった。幕府の秘密の軍事基地となっていた。
2022年1月3日”サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん” より。
年1回の防火訓練。
村中のいたるところにある小さい合掌造り風の小屋は、超重要な消火設備。
「放水銃(ほうすいじゅう)」と言う設備で、約60基あり、合掌造りのそばには必ずある。住人が使う。女性やお年寄りも操作ができる。
昔は、防火訓練は、観光名物であったが、観光客が集まりすぎて、訓練にならなくなった。今は訓練日を告知していない。
消防の方が、高台からチェックしている。水の出の悪いものはないか、操作は、ちゃんとされているか。訓練のほかに点検の意味もある。
水のカーテンで、初期消火と類焼を防ぐ。
2022年1月3日”サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん” より。
国立科学博物館で、展示されている2000年以上前の6体のミイラ。
CT スキャンで、死因が明らかになっている。
古代エジプト、博士ちゃんの田中環子(たなかわこ)さん。
ミイラが残したわずかな情報より、どんな生活、何を食べていたのか、死んだ原因は何などをプロファイリングする。分析・評価・推定すること。6体のうちの3体をプロファイリング。
2022年1月3日”サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん” より。
①ネスペルエンネブウ。
約2800年前の男性の神官のミイラ。カラフルで、美しい棺。神に近づくために棺の表面に、ニスを塗っていて、光沢がある。光っていると神に近づくと思われていた。
全部の歯が、虫歯であった。虫歯が原因で首が圧迫され、呼吸困難で亡くなったのではと推測される。
エジプトには、歯磨き粉はあったが、虫歯の人が多かった。
発酵パンは、エジプト発祥と言われ、3400年前のオーブンが発見されている。砂漠でパンを作っていたので、製造過程で砂が生地に入り込んでいた。人が食べることで、歯が削れたり、エナメル質が溶けたりして、虫歯になる人が多かった。
当時のパンには、フルーツが添えられていたりしたので、虫歯がさらにひどくなったのではと思われる。
神官の人には、厳しい規則がある。1日4回、水を浴びて身を清める。全身の毛を剃ってツルツルにするなど。
このミイラの人は、神様の像が祀られた扉を開閉する仕事をしていたと棺に書かれていた。
仕事のストレスとかでやけ食いをして、さらに虫歯がひどくなったのではと、思います。
国立科学博物館の坂上(さかうえ)さん。
環(わこ)さんの説が正しければ、彼は非常に太っていた可能性がありますが、ミイラには内臓がないので、詳細は不明です。
2022年1月3日”サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん” より。
②タケネメト。
女性、約2m20cmの大きな棺で、3重構造になっている。
ミイラは、ビーズの首飾りをしていて、ビーズの網に包まれている。お金持ちの女性と思われる。
棺に書かれた情報から、死因は、アテローム動脈硬化症。首の血管が詰まった。血管にコレステロールが溜まり、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす病気。
当時のエジプトの人は、シラミとかが、わきやすかったので、髪を剃って、カツラをつけていた。この人は、地毛で、おだんご頭にしていた。
生前に棺のデザインをする人もいる。
お金持ちは、毎晩のようにパーティーをして、羊やガチョウ、牛のお肉を食べていた。またワインの壺もあり、べろんべろんに酔うまで飲んでいたようです。
富の象徴で、暴飲暴食のパーティー三昧(ざんまい)で、動脈硬化になったのではと思われます。
坂上(さかうえ)さん解説。
お団子頭の女性は、他には見つかっていない。はやっていたわけでは無いかもしれないが、これから見つかる可能性もある。
2022年1月3日”サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん” より。
③小さい子供のミイラ。
棺には、エジプトらしくない、現代風の顔の絵が描かれている。ローマ時代が間近のミイラといえる。
3から5歳位の男の子。包帯の巻き方が複雑で分厚い。生きていたときのサイズにしようと親が思ったのではないか。
サッカラ遺跡。
動物のミイラが有名。エジプト考古最高評議会のワジリ長官。猫のミイラを、約50体発見。世界的にも貴重なライオンの子供のミイラも見つけた。
2022年1月3日”サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん” より。
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