雑学…料理・食べ物075。
その情報や噂は本当なのか?検証。(料理・食べ物編)。
●スイカの種が入らないスイカの切り方がある?
①スイカの縞模様を横に向ける。②半分に切る。
スイカは3方向に筋があり、3方向の筋と筋の間のほんの1部分にスイカの種が入っていない部分がある。スイカの種には規則性があるらしく、その部分のみを切り出すと、種の入っていない切り身となる。1玉からは3切れ程度しか取れない。
●アイスがカチカチで食べにくい。保存袋で冷凍すると硬くならない?
検証してみた。そのまま冷凍するものと、保存袋に入れ冷凍するものを、冷凍庫に入れ、丸一日経った時比べてみた。
そのまま冷凍したものは、カチカチ。保存袋に入れ冷凍した物は、スプーンが入れれる硬さ。
アイスの中の空気が減ると硬くなるらしい。保存袋で空気を逃がさないので、柔らかい。
●缶飲料が、高速で冷える方法がある?
氷水だと1時間で、19.7度から4.6度になった。
氷水に入れた後、缶をくるくると回転させると、2分で、19.7度から4.6度になった。おもちゃの電車の後輪を、氷水に浮かぶ缶に当たるようにセットし、電車の後輪のモーターで、缶を回転させると良い。
2021年7月15日”日本人の3割しか知らないこと”より。
その情報や噂は本当なのか?検証。(料理・食べ物編)。
●水よりお湯の方が早く凍る?
検証してみた。水とお湯を同じ条件で冷凍庫に入れてみた。
1時間後、水はまだ凍っていない。お湯のほうは凍っていた。
ムペンバ効果。温度が高い方が早く冷える場合があるらしい。
●魚料理。調理前に塩を振るが、砂糖のほうがもっと良い?
調理前に塩で魚の水分を抜くのが一般的。
検証してみました。同じ条件で、塩を振ったものと、砂糖を振ったものを、30分後に比較。ドリップの量が、砂糖の方が、倍ぐらい多かった。
魚が甘くなるのではと思われていますが、両方とも、同じように焼いてみる。和食のプロが試食。砂糖のほうがおいしい。
プロも砂糖で水抜きをしている。魚によって塩と砂糖を使い分けている。
イワシ・あじ・鯖などの青魚は、砂糖がオススメなのだそうだ。甘くならず、旨味が凝縮されて美味しくなる。
砂糖の分子は大きいため、身の中に入りづらい。浸透圧で、塩よりも臭みや水分が抜ける。
2021年7月15日”日本人の3割しか知らないこと”より。
その情報や噂は本当なのか?検証。(料理・食べ物編)。
●調味料が思い通りに出せる?
調味料の瓶の底を別の調味料の瓶底で擦ると、こすっている時だけ中身が出てくる。
瓶の底の凹凸は、瓶の強度を上げるためのもの。ギザギザが噛み合う振動で、中の調味料が出てくることを、誰かが発見した。
●空になった卵パック、一瞬でコンパクトになる?
卵パックは、60度以上のお湯につけると一瞬でコンパクトになる。気持ちいいほど、一瞬で小さくなった。
スタジオでも検証。みるみる小さくなるので、楽しいらしい。
●油汚れがスポンジなしで落とせる?
お弁当箱などのプラスチック容器を、水と洗剤を入れて振る人も多いかと思いますが、そこで塩を入れると油汚れがよく落ちるそうです。
スタジオで検証してみました。油汚れのついたプラスチック容器に、洗剤と水を入れ、塩を入れたものと、入れないものを用意し、30秒振ってみる。水で洗い流すと、塩なしの方は全体的に油汚れが残った。塩入りのほうは、ぬるぬるしないし、きれいになった。
油は、容器の細かい凹凸に入り込み、落としづらい。塩の粒が隙間の油を掻き出して、きれいになる。
2021年7月15日”日本人の3割しか知らないこと”より。
その情報や噂を検証してみました。(料理・食べ物)。
●食パンの袋は、全く匂いを通さない?
検証してみる。ブルーチーズを食パンの袋に入れたものとポリ袋に入れたものとを比べてみる。
人が臭ってみる。50cmの距離で、ポリ袋は臭う。食パンの袋のほうは、2cmに近づけても臭わない。
街ゆく人たちに、嗅ぎ比べてもらうが、食パンの袋は臭くない。
臭いを測定する機械でも比べてみる。数値が高いほど臭い。袋に入れて2時間経った後の測定結果。ポリ袋のほうの数値は、1515。食パンの袋は、271。
パンの袋は、品質を保つため、目が細く密封度が高い。匂いを通しにくい。
●炭酸飲料のボトルを床に落とした。デコピンするだけで炭酸が吹き出さなくなる?
デコピンは、10回しても、100回しても炭酸は吹き出す。番組の検証では、効果がなかった。
●炭酸飲料のボトルを床に落とした。横に倒して前後に15回、転がすと吹き出さない?
検証してみる。15回、転がしても炭酸は吹き出す。番組の検証では、嘘と言うことになりました。
2021年7月22日”日本人の3割しか知らないこと”より。
その情報や噂を検証してみました。(料理・食べ物)。
●味覚の不思議な噂。酢+レモンで酸っぱくなくなる?
酢を飲むと、めちゃくちゃ酸っぱく、むせる。酢とレモンを2対1の割合で混ぜると、酸っぱさは弱くなり飲めるようになる?
検証してみる。数人の人に試してもらった。酸っぱさが弱くなり飲める。むせる感じがまろやかになった。マイルドになり、飲めますなどの意見があった。スタジオの6人の皆さんにも試してもらった。6人中5人が酸っぱいままであった。個人差があるようです。
●枝豆は、砂糖でゆでる方がおいしい?
ゆでるときに塩を入れ、砂糖も入れると茶豆みたいで美味しくなるらしい。茶豆は、ショ糖が多く甘め。
検証してみる。塩だけのものと塩+砂糖を入れたもので湯がいた。
スタジオで食べ比べ。砂糖の甘みを感じるが、高級な枝豆の味がするなどの感想があった。
好みは分かれるが、味に変化があった。
2021年7月22日”日本人の3割しか知らないこと”より。
世界初の、ミシュランガイドのおにぎり。
「宿六」の三浦さん解説。おにぎり1つ279円より。全国から取り寄せるこだわりの具。
普通のおにぎりと違う秘密。お米は、海苔と味付けに負けない米の味と匂いを持つ、新潟県産コシヒカリを使っています。
海苔は、主張しすぎないように、中級品を使用。全国から仕入れる佃煮や漬物。昆布は、椎茸を入れた辛すぎない味付け。
明太子は、アラスカ産明太子。アラスカは、海産物の養殖禁止なので、すべて天然もの。
「風味漬」とは、きゅうりと数の子の粕漬けのこと。
「あみ」とは、佃煮等で食べるオキアミ、小エビの事。
特別なものを使っていないのにミシュランガイドに選ばれた理由。
作り方。
お米は、ほぼとがない。ぬかの匂い、おいしさも味わいの要素の1つ。炊くときは「かまど」を使っているので、パリッとふっくら美味しく炊き上がる。かまどが良いのは、大量に炊くことができるのと、火力が強いこと。大量に炊くことによって、火にかかる時間が長く、美味しく炊ける長さになる。
おにぎりの握り方。3回だけ握って、三角形のふんわりしたおにぎりにする。ふわふわ感を増すため、握りを少なくしている。熱いご飯で握ると、軽い力でもくっつく。
海苔の巻き方も独特。海苔はきっちり握らず、半分は立てるような感じにしている。海苔は、パリパリの方が風味が強いので、わざとそうしている。
握り方で、味に差が出るのかを検証。
スタッフが握ったおにぎりとお店のおにぎりを町の人に食べ比べしてもらう。
断然、お店のほうがおいしいという結果になった。お米の食感がする。1粒1粒がおいしいと思ったなどの感想。
スタジオの人にも、食べ比べしてもらい、どちらがお店のおにぎりか当ててもらった。お米・調味料など具材は全て同じ。5人中3人が正解でした。
2021年7月8日”日本人の3割しか知らないこと”より。
ミシュランガイドに載っている餃子。
東京高円寺「丸山餃子製作所」。丸山さん解説。
焼き餃子、6個が1人前で、363円。小ぶりでひと口サイズ。焼き目はカリカリ、内側はプルプルの食感。
水餃子は、皮が厚めの皮でモチモチの食感。572円。
焼き餃子のベースは、神戸の餃子で、味噌ダレで食べる。味噌+酢+醤油+ラー油でお客様が好みの味噌ダレを作る。餃子は、味噌ダレに合うように、お肉自体に油が多いものを使っている。
こね方にポイント。ふつうの餃子の何倍もこねて、粘りが出るまで練り込む。ふわふわ食感になり、味も染みやすい。
冷蔵庫に1時間入れて寝かせる。味が、よく馴染む。
焼く時、一般的な餃子は、火をつけずに並べるといいますが、この店では、熱々の状態で餃子を入れる。皮がくっつかず、きれいに焼ける。
餃子の差し湯について。餃子の上から粉を流すように入れると、焼きムラが少なくモチモチ食感になる。
2021年7月22日”日本人の3割しか知らないこと”より。
食べログ日本一は、普通のとんかつではない?
食べログで1位のとんかつ。(2021年7月1日時点。)食べログでは、お客さんが5点満点でお店を評価。3.5以上で相当おいしいとか。
4.1の東京都杉並区「とんかつ成蔵(なりくら)」の深谷さんが解説。
現在は、完全予約制。以前は徹夜で並んだ人もいたらしい。5年連続ミシュランガイド掲載。
3種肉のコース、6200円。コース料理のみ。
①プルドポーク(ほぐした豚肉)。②小鉢。③サラダ。
④シャ豚(とん)ブリアントンカツ。白いとんかつ。
60度でタンパク質は固まる。ギリギリ火が通った状態で、柔らかい。1頭から約400グラムしか取れない希少なヒレ部分を使用している。
⑤ロースカツ。
⑥バラカツ。ご飯と味噌汁付き。
とんかつは、みんな衣が白い。白くしようと思ったわけではなく、美味しく食べる揚げ方を追求した結果、白くなった。
脂の温度は、130度の低温(通常は180から200度)。きれいな油で、一度だけひっくり返し、7分ほどで、揚げる。後は、余熱だけで火を通す。普通とは違う、白いトンカツになった。
2021年7月15日”日本人の3割しか知らないこと”より。
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