雑学…料理・食べ物080。
激安で大量の業務スーパーの食品の使い切りメニュー。
業務スーパーのぞっこんさんの業務田スー子さん解説。
●チキンナゲット。親子どんぶりの肉として。また、ヤンニョムチキンソースと絡めて食べるとおいしい。
●冷凍のささみチーズフライ。チーズと青じそ。夕食の一品。半分に切ってお弁当おかずに。太巻き寿司の具にしてもおいしい。
●軟骨入り鶏だんご。鍋料理に入れる。コクが出て美味しいスープになる。トマトソースと合わせ、グラタンにしてもおいしい。
酢豚の豚肉を鶏団子で代用。解凍した鶏だんごを使用するだけ。
●糸こんにゃく。たらこ和え。
●麺タイプのこんにゃく製品。そのまま中華麺として食べる。
普通の中華麺と混ぜて使うと、2つの食感を楽しめる。ヘルシーでボリュームも出る。
●冷凍揚げなすの乱切り。揚げなすカレーやなすの揚げ浸し。
●冷凍大根。いろいろ便利に使える。
●冷凍チェリー入りミックスベリー。セルビア産。4種類のベリー。ストロベリー、ブラックベリー、ラズベリー、サワーチェリー。
チョコレートアイスにトッピング。チョコレートのコクと甘酸っぱさが相まって、最高級のチョコレートアイスになる。
2022年1月19日”それダメ!”より。
業務スーパーのぞっこん300人にアンケート。
スーパーマーケット研究家の杉暁(すぎあかつき)さん解説。
激オシ商品トップ4と使い切りメニュー。
●群馬県産業務用板こんにゃく黒、1.5kg。普通のこんにゃくの6倍の大きさ。
こんにゃくステーキ、刺身こんにゃく。
作り置きおかず。手でちぎり、オイスターソースとごま油を加えて炒めておく。夕食の一品やお弁当おかずに。
●フライバイキング。10個で値引きが入る。
お魚系のフライは、アジフライ、白身フライ、マグロカツ、イカフライ。コロッケ他。
フライが残ったら、翌日、卵とじにして丼にすると良い。
●冷凍椎茸。煮物や椎茸の炊き込みご飯など。
旬の時期に大量に収穫し、急速冷凍することで、大量生産でき、安く提供。
●直輸入のチーズホットク。チェダーソース付き。トースターで焼く。おやつや朝ご飯に。
2022年1月19日”それダメ!”より。
おすすめ商品の使い切り術。肉。
●大粒肉焼売、10個。あんかけ揚げ焼売。キャベツで包んで煮込むとロールキャベツになる。
ピカタにアレンジ。ピカタとは、薄切りのお肉や魚に小麦粉と卵をつけて焼いた料理。焼売をつぶして、材料にする。
●鉄板焼き棒ギョウザ、10個。
具がみっちり詰まっていて、ジューシーでおいしい。普通に焼いて食べる。
シチューの中に入れてもおいしい。
●大盛り牛丼の具180g× 3パック。そのまま牛丼で食べる。卵とじにしてもおいしい。
肉、じゃがいもを加えて肉じゃがにもできる。
●焼き上げ冷凍ハンバーグ8個。レンジでチンして食べられる。ホイル焼きにも。
2022年1月19日”それダメ!”より。
おすすめ商品の使い切り術。魚。
●白身魚のフィレ、500g。
ナマズの仲間のパンガシウスという魚。小骨が抜かれている。
ムニエル。フライ。蒲焼き、うなぎのタレで味付け。
●バルト海イワシ、500g。ラトビア産。
甘露煮。南蛮漬け。唐揚げ。トマト煮など。
●天然鮭(定塩)。
定塩(ていえん)熟成。塩水に2~3日漬け込んで、熟成させる。塩辛くない鮭。
ちゃんちゃん焼きや炊き込みご飯など。
2022年1月19日”それダメ!”より。
おすすめ商品の使い切り術。魚介の加工品。
●イカしたボール、 1kg。たこ焼きの形をしていて、みじん切りのキャベツ、イカが入っている。イカスミを練りこんである。
揚げいか焼き。たこ焼きのようにして食べる。
グラタン。グラタン皿にイカしたボールを入れ、トマトソースを流し入れ、チーズをのせて250℃のオーブンで10分、焼く。
●カニ爪風かまぼこ、500g。サラダ。アヒージョ。磯辺揚げなど。
●冷凍辛子めんたいこ、450g。皮なし。
パッケージは工夫されていて、絞り出せる。手巻寿司。ご飯の上にかけ海苔を散す。明太パスタなどに。
2022年1月19日”それダメ!”より。
おすすめ商品の使い切り術。直輸入シリーズ。
●冷凍トッポッキ、ソース付き。
シンプルに食べる。チーズタッカルビに使っても良い。
●のり巻き天ぷら、12本入り。オーブントースターで焼くだけ。衣はサクサク、中の春雨はモチモチ。
●韓国食材のサリ麺、5袋。スープなし。
鍋料理の〆に入れる。麺が伸びにくい。キムチ鍋に合う。
牡蠣のペペロンチーノ風。冷凍牡蠣は、1分茹でる。茹で汁も使う。固めに茹でたサリ麺をパスタのように使用する。
韓国語の「サリ」は、麺のこと。
2022年1月19日”それダメ!”より。
画像”かわいいフリー素材集いらすとや”より。
おすすめ商品の使い切り術。野菜。
●オクラスライス、500g。うどんのトッピング。松前漬けなど。
●冷凍パプリカ、500g。4色のパプリカ。ガパオライスなどにも。
●カットいんげん、500g。軽く湯通しされている。
冷凍は繊維が壊れ、味が染み込みやすい。ごまあえ。炒め物。いんげんのオイスターソース炒めなど。
2022年1月19日”それダメ!”より。
業務田スー子さんが選ぶ激オシ商品と料理のヒント。
●業務用味噌汁、合わせ味噌、100食分。
焼きおにぎりに。おにぎりに味噌を塗って焼くだけ。
●チーズポテト、500g。トースターで焼くだけ。
揚げ焼きにすると、外側カリカリ。スパニッシュオムレツにしても良い。
ピザ風チーズポテト。円形に並べて、トッピングをのせる。子供も喜ぶ。
●即席はるさめ25食。お湯を入れて3分でできる。スープは別売。
●スパゲティ、5kg。50人前。
スイーツ編。
●ミルクキャラメル、150g。そのまま食べて、おいしい。
ラスクにする。耐熱容器にキャラメルと牛乳を入れる。500ワットの電子レンジで3分加熱。溶けたキャラメルをフランスパンに塗り、オーブントースターで、4分焼く。
●メガサンドイッチビスケット(バニラ)、500g。
ビスケットケーキ。ビスケットを牛乳に浸し、生クリームを絞り、重ね、全体に生クリームでデコレーション。冷蔵庫で1時間冷やして完成。ビスケットは牛乳に浸すとスポンジケーキのようになる。
●冷凍のクラッシックアップルパイ、1.8kg。12カットに分かれている。
自然解凍やレンジでチンしたりするだけ。
熱々にしたアップルパイに、アイスをのせて食べると最高においしいそうです。
2022年1月19日”それダメ!”より。
大容量、低価格で大人気の業務スーパー。
売り上げは右肩上がり。
大ヒットの5つの秘密。
①潰れかけた工場を買収して、マル秘改造(魔改造と呼んでいる)。
2008年、当時の業務スーパーは、製造コストの低い中国製商品を大量輸入し、低価格で販売していた。中国製餃子中毒事件を機に中国製商品が全く売れなくなり、大打撃をこうむった。
日本製商品にするために、国内の潰れかけた工場を買収。プライベートブランドを開発。新工場建設よりも、既存のラインを使用することで、節約。20カ所以上の工場を買収して、売り上げがアップした。
工場側のメリット。業務スーパーの多くの店舗に出荷できる。
買収した工場は、豆腐工場。肉加工工場。こんにゃく工場。ウィンナー・ハム工場。コーヒー工場。切り餅工場。パン工場。乳製品工場。お酒製造工場など。
買収した工場で、自社ブランドのものを作り、直接自分の店で販売。
2021年8月10日”林修の今でしょ講座”より。
商品の開発秘話。
豆腐パックに入った、リッチチーズケーキ。(500g) 375円。
9年前に豆腐工場は、「チーズケーキを作れますか」と聞かれた。戸惑った。チーズケーキの製法をもらい、やってみようということになった。試作を開始し、1年かけてチーズケーキが完成。
豆腐製造ラインをマル秘改造(魔改造と呼んでいる)した。容器をセットし、チーズケーキの種を充填。ラベルを貼る。ここから、チーズケーキ用の機械をドッキングさせた。加熱・殺菌処理。
固めの茶碗蒸しのような商品ができ、フリーザで急速冷凍。冷凍するのは、賞味期限を延ばすため。半解凍で食べるのがオススメ。
業務スーパーの竹下さん解説。最初から工場を作るよりも、数億円の節約ができる。
マル秘改造(魔改造と呼んでいる)で作られた商品例。
牛乳工場で水ようかんの製造。アイスクリーム工場でドレッシングを作る。ソフトクリームをかき混ぜる機械を使用。クッキー工場で、大福餅。
林先生曰く。豊かなアイディアで、コストを最小限に抑え、低価格でお客さんに提供していて、素晴らしい。
2021年8月10日”林修の今でしょ講座”より。
仕入れ商品も低価格にする秘策。
自社ブランド商品350種類以上。
大部分は、他社メーカー製造の仕入れ商品。食パン72円。ゆで麺1袋20円。上級本醸造しょうゆ。1ℓ、99円。
②あえて品揃えを悪くする。一般的スーパーの醤油売り場には、たくさんの種類がある。業務スーパーは、8種類ぐらいしかおかない。業務スーパー花房(はなぶさ)さん解説。
たくさんの種類を置くと、1個あたりの販売数が少なくなる。売れ筋だけに絞り込む。「大量に仕入れるから安くして」と交渉できる。
商品の種類は、一般的なスーパーは1万種類以上。業務スーパーは2000から2500種類に絞り込んでいる。例えば、炭酸水500ml。一般のスーパーは、5種類以上取り揃えて、1本99円など。業務スーパーは、2種類しかなく39円で提供している。たくさん売ることで利益を上げている。
お客様から「もっと品揃えしてほしい」とクレームがあっても、「良い商品に絞り込んでいるからこそ、低価格にできるんです」と説明している。
2021年8月10日”林修の今でしょ講座”より。
③低価格の秘密の「はこちん」。
箱のまま陳列すること。運ばれた商品は、倉庫に置かず、店内に置く。最上段の箱のみ開封する。店舗を倉庫がわりにするので、品出しの必要がない。人件費カットにつながる。低価格でも利益が生まれる。
陳列棚は、一般のものより約30cm、奥行きが深い。冷凍ケースは、約10cm深く作られている。
販売管理費とは、人件費・光熱費・宣伝費など。一般的なスーパーは、売り上げの20%以上。業務スーパーは、売り上げの約14%に抑えている。
店内の箱。ひっくり返っている箱は空っぽ。高さを出すため置いてある。上を向いている箱は、商品が入っている。
他社製造の醤油ラーメン、5食入りは154円。他社製造薄力粉、1kg135円などなど。一般的な価格に比べて格安。
2021年8月10日”林修の今でしょ講座”より。
500店舗突破の後、2010年SNSの普及。
安いのは安全性に問題があるのでは?安かろう悪かろうの噂を招く。
④商品を毎日チェックする品質保証部。商品のクオリティを守る。
新商品を実際に食べて、問題がないか確認。現行商品は、開発当初と比べて、味や匂いに変化がないかチェック。
業務スーパーを運営する。「神戸物産」本社。品質保証部の高谷(たかたに)さん。1日に40から50アイテムを抜き打ちチェック。月に1000商品以上を検査している。1商品あたり10項目以上を慎重に確認。
色・形・重さ・具材のバランス。原料の質・中身の状態。調理中、調理後の状態変化。香・味・食感など。
微生物検査。味や体に悪影響を及ぼす微生物がいないか。
食品保存検査。冷蔵ケースで一定時間保存したときの変化を見る。
2021年8月10日”林修の今でしょ講座”より。
ここ最近、8年で、売り上げ2倍。935店舗。
⑤日本では買えない「世界の本物」の輸入開始。
2代目社長沼田さんが、「世界の本物」コーナーを作った。売り上げ倍増に貢献。
例えば、ボルシチの素、192円。トリノで作ったトマトパスタソース、257円。
パッタイペースト、321円。タイ風焼きそば用の調味料。
中国直輸入の美葱醤(ジャンツォンジャン)。213円。ネギ油におろした生姜を漬け込み、風味が香る万能ダレ。
40カ国、約300アイテムを直輸入。
2代目社長、沼田さんが、海外展示会でいろんな商品を目にするとワクワクする。自分の店の店頭に並べて、魅力的な売り場になるのではと思った。
日本で安く売り出せたらと、世界各地に派遣したバイヤーに低価格で仕入れる作戦。工場にバイヤーが行く。製造する中で捨ててしまう端っこなど。サイズが規定外だと捨てられる。こう加工すれば商品化できるじゃないかと製造の仕方にまで入り込んで、値下げ交渉。工場と直接商談をする。
2021年8月10日”林修の今でしょ講座”より。
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