雑学…勉強・教育049。
今回の内容は、人体のメカニズムや子育て、日本の未来についてです。
人体のメカニズム。
「はたらく細胞」、約930万部の大ベストセラー。アニメも人気。
体の中を擬人化して漫画で分かりやすく解説。
体の中を街。血管は広い道。主人公は赤血球。他の細胞も擬人化。大きさも大人や子供で表現している。
赤血球。血液循環によって、酸素と二酸化炭素を体中の細胞に運搬する。
白血球(好中球)。体内に侵入した細菌を駆除する。
血小板。傷ついた血管などを修復するため、血小板が集まり、血液を凝固し、止血していく。
胃。飲み込んだ食物を貯留(ちょりゅう)し、胃壁から分泌される胃酸によって、食物を殺菌などする。また、消化酵素のペプシンにより、食物はドロドロの状態にされ、消化の第一段階が行われる。
学校の授業でアニメが活用されている。体の仕組みがわかりやすい。
代々木ゼミナールの生物講師の鈴川(すずかわ)先生解説。公式動画の解説もしている。
けがや病気の体の中のメカニズムをアニメと先生の解説で。
●擦り傷のメカニズム。
辺り一面の毛細血管が損傷。傷口から赤血球と白血球が、体の外に流れ出る。血小板が集まり、血液を凝固し、止血していく。
●たんこぶのメカニズム。
こけて頭をぶつけると体の中では、地震が起こっていて、傷口から飛び出すはずの血球たちが、無重力空間に放り出されたようになり、傷口がない。
毛細血管が損傷。頭蓋骨と皮膚の間に、出血が起こり、こぶのように膨(ふく)れている状態。
冷やして安静にしていると良い。血小板の活躍で、内出血が収まる。1から2週間ほどで腫れが引く。
●「はたらく細胞」のリンクは、概要欄に貼り付けておきますね。ブログの場合。www.amazon.co.jp/dp/4063765601
2022年5月21日”世界一受けたい授業”より。
●ワクチン接種のメカニズム。
ワクチンを打つことにより、ウィルスや細菌に対する免疫を作り、感染や発症予防。
インフルエンザ、風疹、おたふく風邪などのワクチンの場合。
毒性をなくしたり、弱めた病原体を体の中に入れ、免疫を作り、同じ種類の病原体に強くなることで、病気にかかりにくくなる。
アニメでは、空から注射針が現れ、ワクチンと言うカプセルが溢れんほどに放出されて、弱っているおたふく風邪の病原体が現れた。白血球たちは、弱い奴らと戦い勝利する。
「抗原(こうげん)情報の記録、お願いします」と記憶細胞に頼む。
抗原情報とは、外部から入ってくるウィルス・細菌の種類や倒し方などのこと。
次に同じウィルスが侵入すると、すぐに対処できる。その病気にかかりにくく、治りが早い。
アニメでの次の設定。おたふく風邪が流行っている。病原体が入ってしまった。
付近の免疫細胞が現場に急行。病原体はすごい勢いで勢力を拡大していく。
予防接種をしていれば、記憶によって抗体を作り攻撃。アニメでは、レーザー照射システムをすぐに準備して、病原体を撃退。
●コロナワクチンでも同じようなことですか?
コロナワクチンは、少し違う。病原菌が入るのではなく、ウィルスが持っているタンパク質の遺伝子情報の一部を体に入れている。ウィルスのタンパク質に対する抗体を作る。
風疹、おたふく風邪は、一度ワクチンを摂取すると免疫がつく。
新型コロナウイルスや、インフルエンザウィルスは、性質を変えるので、予防接種をしていても、かかってしまう。コロナでは、アルファ株、データ株、オミクロン株など。情報を持っていないウィルスにかかる。
●注射器を使わないワクチンとは、どんなものですか?
貼るワクチン。日本脳炎用ワクチン。直径約1.5センチメートル。ワクチンを含んだ1ミリメートルの針が、109本ついている。貼ると針が溶ける。
コロナ用も開発途中。医療従事者が少ない国や地域でも接種できるように。
2022年5月21日”世界一受けたい授業”より。
●食中毒のメカニズム。
黄色(おうしょく)ブドウ球菌。手から食物に付着する。
腸炎ビブリオ菌。生魚から感染。
O157は、胃酸に強い。
●菌やウィルスが付着しているものを食べるとどうなるのか。
食べた物は、胃に入る。
胃液。食物を殺菌などする胃酸、栄養分の塊を溶かすペプシン。
アニメ。ウィルスや細菌が侵入した場合。司令塔のヘルパーT細胞が指示を出す。
腸炎ビブリオの菌が、たくさん体内に侵入してきた。速(すみ)やかに退避命令。白血球が細菌と戦う。
お腹が気持ち悪くなる。
白血球が、細菌を倒すことに成功。
●アニサキスによる食中毒。
アニメ。「細菌性食中毒にしては、胃壁のダメージが強すぎる」。胃の壁に穴が開き、胃酸が流出。
細菌でなく、寄生虫アニサキスだった。
アニサキスは、魚介類につく寄生虫。アニサキスによる食中毒は、毎月平均約30件発生している。
激しい腹痛と吐き気・嘔吐。アニサキスは、胃壁を食い破り、白血球や免疫細胞では退治できない。
3 ~4日で死滅するが、医療機関を受診すること。ひどい時は、内視鏡等の手術で取り除かなくてはいけない。
●食中毒の原因の一つ。
最近よく使うエコバック。肉や魚の汁などが付着し、菌やウィルスが増える。食品と日用品を入れるエコバックを別にする。
エコバックを定期的に洗い、乾かすなどすると良い。
2022年5月21日”世界一受けたい授業”より。
●熱中症のメカニズム。
アニメでは、乾いた毛細血管を温度を下げようと赤血球が歩いている。表皮付近の水分不足。
熱を外に逃がすため、血流量が増えているので、顔がほてるという状態。
温度、湿度が高すぎると汗をかいても体温調節できない。熱が体にこもる。
体温が上昇すると、ナトリウムを集めて、浸透圧を利用して水分を汲み上げる。
大量の汗をかくことで、体内の水分やナトリウムが失われ、体の組織の力ではどうにもできない。脱水症になってしまう。意識障害などを起こすこともある。
頭がクラクラするのは熱失神。
体を冷やそうと血流が皮膚に集まり、脳の血流量が下がり、クラクラする。
涼しい場所で横になり、首や脇の下を冷やし、水分補給をすることが大切。
●熱中症による救急搬送状況(令和2年消防庁)。
住居、 43.4%。道路、17.4%。工場、屋外、その他39.2%。住居の中でも、キッチンは暑くなる。
●熱中症対策の食べ物。
塩+キウイ。キウイは、カリウム、マグネシウムなどの必要なミネラルがバランスよく入っている。
保存袋にカットしたキウイを入れ、キウイ1個に対し、塩を約0.5グラム入れ軽く揉む。
塩キウイと一緒に水分も摂取するとより効果的。
ヨーグルトをプラスすると、水分+ビタミンB郡。ヨーグルトは疲労回復効果がある。
定期的にとると良い。
2022年5月21日”世界一受けたい授業”より。
●ニキビのメカニズム。
体の中で、アクネ菌がもっと皮脂を出せと命令している。
アクネ菌。肌や毛穴に住み着いている常在菌。
毛穴。肌の表面にある毛が生える小さな穴。皮脂や汗、老廃物を排出する等の働きがある。体温調節・保湿でも重要な役割を持つ。
免疫細胞がアクネ菌と戦うため、炎症が起きる。これがニキビ。
肌が乾燥すると、バリアが弱くなる。
入浴。42度以上で長風呂をすると、保湿成分セラミドが流出し、肌が乾燥し、ニキビの原因になる。
肌の乾燥を防ぐには、お風呂は、温度40度以下で、時間15分以下が良い。
にきびをつぶしても、アクネ菌は、退治できない。潰さず、白血球にやっつけてもらう方が良い。
2022年5月21日”世界一受けたい授業”より。
シングルママの人生相談。
相談者たち。大竹七未(おおたけなみ )さん、スザンヌさん、大島由香里さん、鈴木紗理奈(さりな)さん、西山茉希(まき)さん、新山千春(にいやま ちはる)さん、安藤美姫さん。
相談内容。
●朝、全く起きない娘。
●高校生の女の子、朝、前髪に時間をかける。
●子供が早く起きてくる。
●娘が、ファッションにうるさい。自分で決めたがる。汚れても良い服でと学校から言われているのに、きれいな服を着たがる。
●服の組み合わせがひどい。上が水玉、下がチェック柄などに組み合わせたりする。
●保育園の帰りのお迎え。時間を1分でも過ぎると料金がかかる。芸能人のお仕事は、時間がルーズな時もあり困る。本番中には、電話も出れない。スケジュール管理が大変。
●忘れ物。子供に持たせるのを忘れたり、ママ自身の忘れ物が多くなる。忘れ物に気がついても、時間に追われているので「まぁいっか」など、そのまま忘れて行くこともある。
●男の子あるある。ママが出かける時、子供が「ママ行かないで」と言う。「ママも行きたくない。仕事辞める」と泣くと息子は、「ママ行ってきて」と言ってくれたりする。
●「ママが頑張ってるから、今の生活がある」と言い聞かせている。「将来、僕が稼ぐ」と言ってくれる。
●男の子。「ママ、ママ」と言っていたのに、自立が早くて、9歳で留学したいと言って留学した。
●おうちカラオケで「マツケンサンバ」を熱唱して、ストレス発散。
●中森明菜さんの「十戒(じゅっかい)」を歌う。ダメ男をけなす歌ですっきりする。
●ジープでドライブ。安室奈美恵ちゃんの「Heroヒーロー」を歌う。
●お酒を飲む。酔っ払いたい。
●泣くのがストレス解消。映画やインタビューなど、何にでも共感してしまう。
●唇の皮をむいてしまう。
● Uber Eatsのイケメン配達員にドキドキしちゃう。
2022年4月20日”ホンマでっかTV”より。
心理学評論家の植木先生解説。
●お母さんから遺伝しやすいのは、器用さ・粘り強さなど。
●ちぐはぐな格好をしているときには、バッシングして良いが、グッドファッションの時に褒める量が、人の行動を決める。
母親目線からの褒め方。「それいいね」、「似合ってるよ」。
良い格好をどれだけ強く褒めるかが大事。「PTAで学校に行った時、一番あなたがかっこよくて、ママは、鼻が高かったな」と言うと、お母さんを喜ばせているんだと子供は思う。
褒め方は、2種類するとより心に刺さる。
女の子は、ママに勝ちたい。母親が娘に負けてあげることも大事。
●8歳の息子さんが、ママと別れるときに泣く。再会した時、すぐに機嫌をなおしますか?
「お母さんに会えて嬉しい」は、健全な愛着関係。再会した時、無反応や泣き止まない時は、親子関係に問題がある可能性も。
10から12歳の男の子は、やたら男友達とつるみだす。発達心理学では、「ギャングエイジ」と言う。
●子供の自立は、お母さんと離れることではない。自立する先が増えることを言う。
いろんなことに興味を持つなど、関心事が増えることを自立と言う。
●あらゆる負の感情は、涙に閉じ込められ、出ていく。
●恋愛をするという事は、一瞬にして人間の元気をチャージしてくれる。一方的な片思いでも人は元気になれる。
思春期に好きな人ができると、身長が伸びるし、走るタイムも速くなる。恋心によってホルモンが分泌され、精神的に良い効果に結び付く。
2022年4月20日”ホンマでっかTV”より。
生物学評論家の池田先生解説。
●男の子は知能などは、お母さんに似るかもしれない。
●今、目の前のことを考えると予定していたことを忘れる。大事なものは、目の前に置いておく。脳は、目の前に置いていたこと自体を忘れやすい。
●笑うより泣く方が、ストレス解消としては凄い。泣きすぎると悲しい感情が高まり、精神が不安定になることもある
●唇の皮は、生えかわりが早いけど、傷をつけるのは良くない。傷をつけると細胞が壊れる。再生するときにまれに癌になる。日焼けなども同じ。また、唇の細胞を傷つけると不安になることもある。
2022年4月20日”ホンマでっかTV”より。
教育評論家の尾木先生解説。
●子供は何時間寝ているの?5歳時の睡眠時間は、10から11時間が望ましい。
日本の5歳児の平均睡眠時間は、9時間38分。日本人は、睡眠時間が短い。
●早起きした子供には、お手伝いをさせると喜んでやる。シングルママの子供は、ママの役に立ちたいと思っている。
●自分で服を決めたがるのは、成長が早く、すごく良い。
何を着て行っても平気な子もいる。2着の服をとっかえひっかえ着る子もいる。
子供の選んだ服に対しては、子供に任せるべき。母親の意見は、伝えても強要しない。
自分が決めたことに対しての、周りの反応を感じることが大切。自分で決めたことが失敗する経験をすると、意見してくれた母親への尊敬の心も生まれる。
2022年4月20日”ホンマでっかTV”より。
印象評論家の美有姫先生解説。
●先生のお子さんは女の子2人で、子供がずっと小さい頃から、ライバル意識を持たれていた。3人でライバル。
●忘れ物。玄関を出るときの扉にホワイトボードを取り付け、書いておくと忘れない。
●Uber Eatsの商品を可愛く受け取る。
膝を少し曲げ、頭を左横に少しかしげながら、「ありがとうございます」と受け取る。
上下や左右に揺れる動きは、可愛らしい印象を受ける。
顔を左に8度傾けると可愛く見える。右に顔を傾けるのは、頑張っている印象を受ける。
“ホンマでっかTV”のエンドテロップ。
この番組に登場する情報、見解は、あくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。「ほんまでっか!?」と言う姿勢でお楽しみいただけると幸いです。
2022年4月20日”ホンマでっかTV”より。
インタビュー。河合雅司(まさし)さん。
大ベストセラー。本「未来の年表」の著者であり、ジャーナリスト。
少子高齢化問題。人口減少。日本沈没の危機。
日本の未来は、人口の推移から導き出されたもの。ほぼ正確に訪れる未来。
2025年。東京の人口減少。
2027年。輸血用血液が不足。
2030年。百貨店、銀行、老人ホームが、地方から消える。東京に高齢者が増え、手術が半年待ちになる。
2030年。大型ショッピングモールが、見込んだお客さんの数が減って、維持できなくなる。
2033年。3軒に一軒が空き家。
2040年。自治体の半数が消滅。
2043年。水道代が1.4倍以上になる。
まだ希望はある。今知っておくべき話。本「コロナ後を生きる逆転戦略」より。
●政府は、都市部の人口を地方に分散し、地方の人口減少を食い止めたい。過疎地域への移住を推奨している。
この方針は即刻止めるべき。山里には、全員90歳台で一人暮らしと言う所も多い。移住者がいて、ポツンと5軒屋になったとしても、高齢者が他界してしまうと移住者のみが取り残されてしまう。
ポツンと一軒家のために、電気、ガス、水道を提供しなくてはいけない。地域の料金がアップしてしまう。
郵便配達についても、1ヵ月に1回の郵便でも、配達員を配置しておかないといけない。
電信柱もメンテナンスしなくてはいけない。
日本では、人口が少人数になったとしても、人が住む限り、インフラを必ず確保しなくてはいけない。便利だが、コストがかかり、水道光熱費がアップする。
●地方移住の希望。
地方集住。人が住む地域と住まない地域に明確に分ける。
例えば、秋田県を例にすると。
秋田の人口予測。2015年、約102万人。2045年、約60万人。
秋田市に全部移住する。秋田県を秋田市と名乗り、100万人都市を作る。
持続可能な町は、人口最低10万人。
●河合雅司(まさし)さんの著書「未来の年表」、「コロナ後を生きる逆転戦略」のリンクは、概要欄に貼り付けておきますね。ブログの場合。www.amazon.co.jp/dp/4065302501
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2022年12月4日”日曜の初耳学”より。
●人口減少による影響。
ショッピングセンターの閉鎖や撤退は、すでに起こっている。LALAガーデンつくば、イオン松阪店など全国で25店が閉店。
富山県高岡市。大型ショッピングモールが、リニューアルオープンでアルバイトの募集をした。銀座の時給を超えるような時給で募集をかけないと集まらなかった。想定以上に人口が減少している。
これからは、もっと商店街が壊滅(かいめつ)していき、ショッピングモールも閉店。生活しづらくなり、過疎化が進行する地区が増えていく。
●政治家は、20年先を見据えて、どういう政策を打っていくのかを考えるのが本来の仕事。
選挙の票にならない政策をやりたがらない。すぐに成果が出て、他の人がやってない政策案は無いかと考えているだけ。
正しく対応すれば、豊かな日本は続けられる。対策が、1年遅れると選択肢は少なくなる。本格的な人口減少は、2042年から。今ならまだ間に合う。
2022年12月4日”日曜の初耳学”より。
●日本経済の秘策。
日本国民で、人口を増やすのは難しい。
人口が減るなりに生産性を維持できる経済モデルをきちんと作っていく。人材不足で、これまでの産業全てを、維持できない。
日本は、各分野に産業のある国。捨てるものは捨て、残すものは徹底して良くする。残す産業を決め、力を注いで、一人一人は豊かになることを目指すべき。
日本がモデルとするべきは、ヨーロッパ型を目指すべき。ヨーロッパの、ドイツは8400万人、フランスは6790万人。
ポルシェのやり方。
ポルシェは、約28万台生産し、約50億ユーローの利益を上げている。フォルクスワーゲンは、約457万台生産し、利益は、約25億ユーロにしかならない。
ポルシェを作る。生産量が減り、働く人、消費者の数が減るけれど、必要とするものを必要とする人に満足するように提供。
薄利多売ではなく、高品質なものを高付加価値で売る。日本経済が目指すべき姿。
●日本の経済を維持していくためには、個人のスキルアップが欠かせない。
高い付加価値の商品を作るには、高いスキルが必要。リモートワークが定着し、通勤時間を節約できるので、スキルアップに充てる。
職種によっては、通勤時間は無駄なのに、そう思っていない人は意外と多い。
2022年12月4日”日曜の初耳学”より。
●日本にとっての1番の大問題は、若者にとっての閉塞感。
年配の人が多いと、新しいことにチャレンジしない。新しい社会に対応できず、組織が停滞する。
日本社会そのものが若さを失っていく。ファッションや音楽。新しい文化を生むことができる若者のモチベーションが上がらない。
改善策の一例。若者だけの街を作る。
自治体を作るのは難しいが、企業などが「30代までが住む街」というような社宅などを作り、和気あいあいとさせる。有能な若者が育ち、そこから企業へ引っ張り上げるような仕組みができていくと思う。
発想さえ変えれば、日本は勝ち残っていける。今まで見た日本とは違う日本。突拍子もない提案を本気で考えていかなければ、少子高齢化に立ち向かうことができないのかもしれない。
2022年12月4日”日曜の初耳学”より。
成田悠輔(ゆうすけ)先生。
イエール大学助教授で、経済学者。マサチューセッツ工科大学で博士号も取得。
日本の少子高齢化問題。
2021年出生率(しゅっしょうすう)、約84万人。65歳以上の人の人口に占める割合は、29.1%。3人に1人が65歳以上。
日本は沈みゆく船で、ちょっと諦めムードで、「少子高齢化」と言う言葉を言い訳として使っているように思う。高齢化率の高い国は貧乏になっていくと思われがちだが、調べるとほぼ関係ないと言うデータがある。
少子高齢化し、働く人口が減少、経済成長が停滞と言われてきたが、経済が成長している国もある。ドイツや韓国など。
なぜ日本は停滞しているのか。重要な仮説は、機械化、自動化。人間じゃないものを使って、経済を維持していく。工場にロボットを導入して、製造プロセスを自動化。本来なら日本が一番先に行っていないといけなかった。
少子高齢化と向き合い、何をしていくべきか。ポジティブな方向に考えることが重要。
少子高齢化社会は、経済成長ができないと言う思い込みは捨てる。現実を正しく理解し、どうしていくかを考えるべき。
日本人が子供を産んで、少子化を食い止めるのは難しい。子供を産める年齢の人たちが、減ってしまっている。
やれることがあるとしたら移民。アメリカは、新しいことを生み出せる移民を受け入れられた国の姿なのかもと思う。
地球が生まれてからの46億年の歴史からみると、人間は滅びゆく動物。
今治(いまばり)の公園の中に460メートルの散歩道「地球の道」がある。地球が生まれてからの46億年の歴史を460メートルの距離で表している。道の最後の数センチメートルが人類が生まれてからの歴史。
2022年5月29日”日曜の初耳学”より。
知らないと損するNISAとiDeCo。
若い人ほど得をするチャンスがある。今、利用者が急増している。
「お金の大学」の著者で「リベラルアーツ大学」というyoutubeチャンネルの両学長(りょうがくちょう)。「お金の増やし方」の著者の厚切りジェイソンさん。お二人から学ぶ。
●NISA。
利回りを6.4%と推定し、毎月3万円ずつ積み立てると、20年後、1446万円になる。積み立て金は、726万円。投資で得た利益には、約20%の税金がかかる。
NISAとiDeCoには、年間非課税枠内の場合、税金がかからない。
○NISAの口座開設方法と購入。証券会社により操作方法が違うかもしれませんが。
①証券会社のホームページより、無料口座開設のボタンをクリック。
②個人情報を入力。
③身分証明書の認証。本人の顔をカメラで撮る。マイナンバーカードをカメラで撮る。口座開設完了。
④口座開設後、銘柄を選択し、月々のお支払い金額を設定して購入完了。
○積み立てNISAとNISAの違い。
NISAは、運用期間5年。上限金額は、年間40万円の非課税の枠。
積み立てNISAは、運用期間が20年。上限金額は年間120万円。NISAと積み立てNISAは、併用できない。
NISAは、短期投資向け。積み立てNISAは、長期投資向け。初心者は、長期投資の方が失敗しにくい。
NISAは、幅広い商品から選べる。積み立てNISAは、金融庁の審査をクリアした商品のみ。初心者には、より安心できる。
注意。リスクはゼロではない。
2022年7月31日”日曜の初耳学”より。
●IDeCoも活用すべき。
IDeCoのメリット。投資した利益に税金がかからないので節税対策になる人もいる。
IDeCoで積み立てすると、所得税と住民税を軽減できる。
年収500万円の会社員の場合。年間最大56,000円の節税効果。
年収900万円の会社員。年間84,000円の節税。10年間続ければ84万円も節税できることになる。
○iDeCoの口座の開設方法。
①個人情報入力。②年金番号。マイナンバーカードを登録。
③後日送られてくる書類に書き込み、IDeCoの口座開設完了。
○注意点。運用期間は、加入から60歳になるまで。上限金額は、職業や加入している年金制度により異なる。
基本そこに入っているお金は、60歳になるまで使えない。
○2022年から制度が変わった。65歳未満であれば加入できるようになった。加入、受け取り等には、条件があります。IDeCoは、50歳以上の人も加入しやすいように積み立て期間が、60から65歳に延長された。
IDeCoの手数料。年間必ず2052円かかる。他に、運営管理の手数料が、会社によって異なるが、月0円~440円かかる。
●「お金の大学」、「お金の増やし方」のリンクは、概要欄に貼り付けておきますね。ブログの場合。www.amazon.co.jp/dp/4023318787
www.amazon.co.jp/dp/4835646460
2022年7月31日”日曜の初耳学”より。
(雑学の日付や番組名、内容は、メモより書き起こしておりますので、間違いや内容の誤解釈などありましたら、ご指摘いただけたらと思います。ブログに貼り付けています画像は、『たっぷり素材 PIXTA』と『筆まめ』『筆ぐるめ』『素材辞典』の素材です。他者さまの画像引用の場合は、明記いたします)