インターネット・SNSでのこと、怖いデジタル犯罪。


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雑学…生活・防犯035。セレクト。インターネット・SNS。

インターネット・SNS

SNSの正式名称。
ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)。日本語に訳すと「社会的なネットワークを築くためのサービス」。ソーシャルメディアと呼ばれることもあります。
SNS用語。
#(ハッシュタグ)、いいね 、フォロワー、拡散する、インスタ映え、バズる、LINEグループ、インフルエンサー、炎上する、既読スルー、フェイクニュース、ユーチューバー、など。
有名な無料サービス。
「YouTube」、「Twitter」、「Instagram」、「LINE」、「Facebook」など。
2022年12月16日くろうだゆうがウィキペディアなどで調べました。

SNSでバズる。
「バズる」とは、爆発的に話題になること。
バズるのバス(Buzz)とは、蜂が飛ぶときのブーンという音。たくさん集まってうるさい様子から、話題になる。身近なもののブザー(Buzzer)は、バズから由来している。
2020年12月1日”そんなコト考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?”より。

SNSで借金に陥る人が、増えている可能性がある。
「闇金ウシジマクン」。作者。真鍋昌平(まなべ しょうへい)さん。事実を元に描いた。「SNSがもとで借金」や「歯が無い」などの貧困層のリアルを描く。
漫画の中の有名な言葉。「金が全てじゃねーが、すべてに金が必要だ」。
SNSで簡単に情報を入手できるが、物事の善悪を客観的に判断できない。
お金をもらって、飲み会に参加し、SNSに投稿する女性。服装とかを小綺麗にするために借金。
借金をする人の特徴。自信がない。見栄っ張り。口だけでいろいろ言っているが、実行しない。
2019年8月11日”林先生が驚く初耳学”より。

SNSなどでの人間関係の悩み。
●SNSでは、「あーもう、愚痴ばっかりの投稿は、見たくない」と思ったり、「結婚報告をいちいちしてくるなよ」と思ったり、「忙しい自慢で、有能アピールしてるのか?すげえうざい」と思ったり、人間は、いろいろと気にする。
漫画「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ」著者Jam  さん, 監修は名越康文さん。作者の経験をもとに書いた、人間関係のモヤモヤの対処法を教えてくれる漫画。
●(悩み)SNSなどで、人の自慢話にイライラする。
(アドバイス)見ているのは、自分だよ。(解説)精神科医の名越先生解説。人間の行動にも中毒があり、SNSを見続けるのは、依存症。自分がやっていることなので、やめることができる。ちょっと考え方を変えるだけで、不安は解消できる。
●(悩み)SNSで、他人の評価が気になる。SNSの利用者は、約1億人。日本人の約80%が、利用している。写真を投稿し、全然いいねがついていないのを気にしたりする。より高い評価を得るために、見栄を張ったり、嘘の投稿をしたりして、友達を失くすこともある。
(アドバイス)それは、仕事なの?仕事でなければ、サボってもクビにならないし、ただの自己満足なら、「いいね」に囚われる必要は無いんじゃない。
2020年2月29日”世界一受けたい授業”より。

エゴサーチ。
インターネット上における自分自身の評価を確認する行為のこと。
2021年1月10日”林先生が驚く初耳学”より。

フェイクニュース。
嘘のニュースが人の不安を煽り、拡散される。災害直後などの混乱する状況では、正常な判断が難しい。
フェイクニュースを見分けるのは難しい。AIを使ってしゃべっているような映像を、作ることもできる。
藤代裕之 (ふじしろ ひろゆき)先生解説。
フェイクニュースを作る最も多い理由は、広告収入である。たくさん読まれる。SNSで拡散される。
フェイクニュースで、選挙に影響が出たり、国を混乱させたりなど。
「ハイブリット戦争」の戦略の一つ。標的の国を混乱させる。治安が悪化し内部分裂させ、自滅させる作戦。
ヒトラーが既に使っていた。嘘も繰り返せば真実となる。
フェイクニュースに惑わされないためには、人と意見交換する。人は、偏った情報ばかり見がち、他の人と意見交換して、様々な角度から見る。
フェイクニュースは、日本では表現の自由扱い。なりすますと名誉棄損となる。
2019年1月19日”世界一受けたい授業”より。

電子レンジ

電子レンジとWi-Fi(ワイファイ)の意外な関係。
同じ周波数のため、電波が混線する場合がある。
2021年4月8日”日本人の3割しか知らないこと”より。
画像”かわいいフリー素材集いらすとや”より。

Wi-Fiルーター。
高さ1メートル位に置くと通信が速くなる。電波を拾いやすい。
2019年5月16日”日本人の3割しか知らないこと”より。

怖いデジタル犯罪

デジタル犯罪。
本「あなたのスマホがとにかく危ない」。佐々木 成三(なるみ)先生。デジタル犯罪捜査を担当した元埼玉県警刑事。
日本人のスマートフォンの所有率は、全世代で87%。デジタル犯罪の検挙件数は、2019年は、9542件。
◯10万円の特別定額給付金を狙った手口。
偽メールが送られてきて、お手続きは、下記のURLにアクセスしてくださいと書いてあった。ネットで手続きできるんだと思った人がいた。アクセスしたサイトは、まったくの偽物。口座番号、住所等個人情報を入力させ、不正に情報を吸い上げる。
2020年6月27日”世界一受けたい授業”より。

デジタル犯罪をケース別に紹介。
ケース1。スマホを落として恐喝被害にあう。
会社の飲み会で、飲み過ぎ、スマホが無い。すぐさま警察署へ行くと、道に落ちていたスマホを届けてくれていた。
1週間後、家に手紙が来る。「500万円を振り込まなければ、この写真をばらまくぞ」と書いてあり、結婚する前に付き合っていた女性との親密な写真が、入っていた。スマホの中に入っていた写真だった。ちゃんとロックは、かけていたのに写真データが盗まれた。
自宅に電話までかかってくるようになった。お金を渡すと犯人に連絡し、おびき出し、犯人を警察に現行犯逮捕させた。
原因は、スマホのパスワードが簡単すぎた。犯人はデータを盗み、スマホは、捨てる。スマホを拾った人が、警察に届けた。
スマホを落としたときに探す機能は、IDとパスワードが必要。
GPSで、今どこにスマホがあるのか簡単にわかる。奥さんが、IDとパスワードを知っていれば、夫の行動がわかる。
スマホを落とした時に、悪用されないために、スマホのSIMカードにロックをかけると良い。
SIMカードとは、スマホを契約した時に、端末に差し込むカードのこと。電話やメール、インターネットが利用できる。
SIMカードをロックするためには、スマホの設定の画面にいき、SIM PINをオンにし、PINを変更。任意の暗証番号に変更する。スマホの機種により操作が少し違ったりします。
2020年6月27日”世界一受けたい授業”より。

ケース2。SNSが原因で、ストーカー被害に遭う。
女子高生Aさんが、承認した人しか見られないようにしているアカウントに、日常生活を投稿していた。ある日、友達申請が来た。趣味が、合いそうだったので、友達申請を許可した。
相手から、誘いのダイレクトメッセージが来るが、返信せずにいた。男は、メールを何回もよこし、行動がエスカレートしてきた。自宅付近でのAさんの隠し撮り写真を送りつけてきた。
ストーカー規制法により、男は、警察から警告を受け、「二度としない」と誓約書を書かされました。
原因は、父親のSNSから、女子高生Aさんの写真が流出。
父は、SNSに、娘が高校に受かって、嬉しかったため娘の写真を載せた。父親は、SNSを友達しか見られないようにしていたが、その数日後、知人から電話がかかって来た。「Aちゃんの写真が、インターネットに流出していますよ」と。
仕事で会った人や、普段あまり会わない人にも許可をしていたので、誰が写真を流出させたのかは、不明。すぐに削除を依頼した。
しかし、Aさんのことを知ったストーカーは、制服から高校名を割り出し、高校名で検索し、Aさんの鍵付きアカウントにたどり着く。プロフィールを参考に、趣味に合わせた投稿をするなどして、話が合うユーザになりきる。友達として認証されることに成功。ストーカーを始めた。
2020年6月27日”世界一受けたい授業”より。

「特定屋」。
ネット上では、SNSの写真から、投稿者の個人情報を調べる「特定屋」と言う人たちがいる。特定された情報が、犯罪に利用されたりしている。
どのように特定していくのか?
制服のリボンで、どこの高校か目星をつける。神社のお守りが写っている写真があれば、エリアを絞る。部屋から見えるきれいな夕日の写真があった場合。太陽の位置や建物を参考にして、地図アプリを駆使して家を探す。
家の前で撮った1枚の写真で、マンホール等が写っている場合、管理番号が付いているものもあり、住所が特定できる。瞳に写っていた背景で、特定されたりもする。
特定を防ぐには、SNSに写真を載せるとき、写真の画質を下げる。
2020年6月27日”世界一受けたい授業”より。

道端にバナナの皮が落ちていた。
「特定屋」の仕掛けた罠。
狙った女子高生の通学路に、バナナの皮を置き、彼女が写真を撮って投稿するのを確認。SNSで、バナナの皮と検索。その子を見つける。アカウントを特定。住所を突き止め、犯罪に利用する。
今年2月、ギャグ漫画家のおおひなたごうさんの話。
東京都の地下鉄の駅を歩いていると、カニが落ちていた。SNSに投稿したら、フォロワーが、「アカウントを特定する有名な手口です。気をつけてください」と注意してくれた。
また別の人は、「奥に人が写っています。怖い。」とツィートがあった。ターゲットが、おおひなたさんかはわからないですが、最近出始めた手口で、不用意な投稿はやめましょう。
2020年6月27日”世界一受けたい授業”より。

ケース3。テレワークで残業が減り、SNSで、給与ファクタリングが横行。
残業が減り、給料が減り、経済的に困窮する人が、ターゲット。
闇金融業者が、新たな手口を考えた。
給与ファクタリングのしくみ。給料をもらう権利の売買。闇金融業者は、来月分の給与21万円を受け取ることを条件にし、利用者にお金を貸す。手数料50,000円を差し引き、160,000円のみ渡す利息はないが、借金に苦しむ利用者が急増。
2020年6月27日”世界一受けたい授業”より。

ケース4。ステイホーム中、中高生の間で流行っているのが、SNSのアカウントの売買
アカウントとは、SNSを利用するために必要な登録情報。フォロワー10,000人以上の大人気のアカウントが、インターネット上で、50,000円などの高額で、取引されている。
多くのSNSで、アカウントの売買は、利用規約違反。犯罪に利用するために購入をする人もいる。犯罪に利用されることを知っていた場合、売った人も犯罪となる。
2020年6月27日”世界一受けたい授業”より。

炎上を煽る行いや個人を誹謗中傷する行い。
本「炎上弁護士」唐澤貴洋(からさわたかひろ)さん解説。
炎上を煽る行いや個人を誹謗中傷する行いは、警察に捕まる。
ネットでのトラブルに巻き込まれた高校生が、「ネットに書き込みしたら、それが炎上しちゃって」「名前とか住所とか全部ばれて、どうすればいいのかわからない」と言う依頼が弁護士の唐澤(からさわ)さんにあった。
掲示板の管理者に書き込みの削除を促したら、先生自らがターゲットになってしまった。
自分への炎上を止めようと、自分のSNSを見られないようにロックしたら、逆に炎上をエスカレートさせてしまった。
数千件の書き込みなどで、「サジェスト汚染」と言う検索サイトのシステムを利用した嫌がらせをうけたり、ネット上だけでなく現実にも嫌がらせが発生したり、爆破予告の犯人に仕立て上げられたりもした。また、先生の父親になりすました嫌がらせや殺害予告が来るようになった。
2019年8月3日”世界一受けたい授業”より。

誹謗中傷、殺害予告、嫌がらせをし続けていた人たち。
ネット上で褒めてもらうためにしていた。どうやって追い詰めたのかの自慢大会になっていて、ネットユーザが競争していた。集団心理が働くとより過激な行動になる。
実際に逮捕されたのは4人。殺害予告をした人。爆破予告をした人。カッターの刃を送りつけた人。
先生になりすましたハッカー。このハッカーは、17歳。先生になりすまし、出版社のサーバーにアクセスし、ホームページを改ざんした罪。
警察に相談する。
炎上し、具体的に身の危険を感じた。「1週間後に西区の自宅に火をつけるぞ」。死ね殺すなどの言葉に対し、いつどこでなどの具体的な発言があれば、すぐに警察に相談。続くようなら脅迫容疑で逮捕することができる。
2019年8月3日”世界一受けたい授業”より。

ネットで被害にあった方を救う弁護士として活動。
一般の人がもし炎上してしまったら、効果的な収束方法とは、沈黙。
炎上した時、何も反応しない。書き込むネタを与えない。「こいつはいじってもつまらない」と思わせる。
または、法務省のインターネット人権相談受付窓口に相談。悪質な書き込みは、削除申請するなど様々なネットの問題に対応。
2019年8月3日”世界一受けたい授業”より。
2022年12月現在では、最寄りの警察署や都道府県警察、本部のサイバー犯罪相談窓口に相談。

いじめ保険。弁護士保険。
エール少額短期保険。竹内陽一郎さん解説。
この保険は多額の弁護士費用を補償するもの私生活の法的トラブルにも対応。ネット炎上、パワハラ、セクハラ、相続争い、近隣問題、医療ミスなど。
弁護士をすぐに探すのは難しい。日ごろから弁護士に相談できる環境が、大事。
弁護士に相談、介入してもらって解決する場合。弁護士への相談料金。1時間1万円程度が、相場。解決が難しいと弁護士が、代理人になる。現場へ同行し、話し合い、相手に誓約書を書かせるなど。
概算の費用は、着手金30万円+報奨金60万円=約90万円かかる。
2020年7月9日”日本人の3割しか知らないこと”より。

「正義中毒」。
正義中毒とは、自分が絶対に正しいと思い込み、自分の考えに反する他人の言動に対し、許せないという感情が湧き上がり、攻撃的な言葉を浴びせ、叩き潰そうとすることを、脳科学的に表現した言葉。
日本人が特に陥りやすい。
脳科学者の中野信子先生が解説。本「人は、なぜ他人を許せないのか?」などの著書がある。
人間の脳は、他人を罰することに快感を覚えるようにできている。自分の考えに反する人を攻撃すると、脳の側坐核(そくざかく)が刺激され、快楽物質のドーパミンが放出される。
「自粛警察」。新型コロナウィルスの影響で、店のシャッターに汚い言葉の張り紙、県外ナンバーの車に嫌がらせなどの悪質行為が横行。
SNSの普及で、正義中毒が増えた理由。
1、匿名性。
2、似たもの同士が集まりやすいから。SNSは、考え方が似たもの同士でつながる。自分が欲しい、偏った情報だけを受け取りがち人間は、同じ思考の人といる時、幸せホルモンの1つのオキシトシンが分泌される。とても心地よい。
自分の考えに反する意見があると、脳の前帯状皮質(ぜんたいじょうひしつ)が反応し、嫌な気持ちになる。その嫌な気持ちを早く消したいので、相手を積極的に攻撃してしまう。
SNSでの誹謗中傷は、世界的な社会問題になっている。
人間の脳の前頭葉。身勝手な発言を抑制している。匿名だと、前頭葉が働きにくいため、気持ちをコントロールできず、会ったこともない相手に攻撃的な言動をとってしまう。
2020年7月11日”世界一受けたい授業”より。

別の要因として、同調圧力がある。
周りの意見に対し、自分の考えが少数派の意見だった場合、いじめのターゲットにされることを恐れて、多数派の考えに合わせてしまう。正義中毒の人は、同調圧力に敏感。
日本人は、同調圧力を受けやすい。日本に台風、豪雨、地震などの自然災害が多いため、生き延びるために、他人との協力が必要で、個人より、集団の意思決定を尊重することが求められた。
新型コロナウィルスを収束させるために、協力しあって一致団結しているときは、正義中毒になりやすい。
2020年7月11日”世界一受けたい授業”より。

日本人は、セロトニントランスポーターが少ない。
脳科学的には、日本人は、怒らせると何をするかわからない
イライラをコントロールするのは、セロトニン。セロトニンの量をコントロールするのはセロトニントランスポーターと言うタンパク質。その量が少ない人ほど、復讐をしたいと言う心理が働く。
イエール大学医学大学院の研究によると、日本人のセロトニントランスポーターの量は、世界で1番少ない部類に入る。
不倫や、不謹慎な言動に、日本人は一斉に攻撃をする傾向にある
2020年7月11日”世界一受けたい授業”より。

脳

正義中毒になってしまう人の脳。
ちょっと衰えている可能性がある。自分を客観視できなくなり、他人を許せない感情を抑えられなくなる危険性がある。
頻繁に過去の出来事を美化する行為が現れると、脳が衰えているサイン。自分の悪かったところを全部スルーして、良かったところだけを思い出している。
正義中毒にならないための方法。
前頭前野を鍛えれば良い。普段あまりしないことをする。いつもと違う道を歩く、普段あまりやらない家事をするなど。日常的に慣れていることをするのは、脳に刺激がない。前頭前野だけでなく、脳が活動しなくなる。
「他人の事は、自分の人生にはあまり関係ない」という考えを持ち、人とは、いい距離感で接しようと心がけることが大事。
2020年7月11日”世界一受けたい授業”より。

脳の機能が、うまく働かなくなる。
テレビを見ながら(スマホ操作して)、長時間SNSをする。
人間の脳は、2つのことを同時に処理することができない。長時間続けていると、ストレスホルモンが増え、コルチゾールが、脳細胞を攻撃し、破壊し、情報処理能力が低下。
女性は左右の脳をつなぐ脳梁が太く、疲れやすい。普段の睡眠時間を20分長くし、目を温めたりするように。
2016.06.19″林先生が驚く初耳学”より。

女性のあらゆるトラブルを解決。
女性を守る法律の本「おとめ六法」。著者で、弁護士の上谷(かみたに)さくら先生解説。
●SNSでのトラブル
自分のSNSに、ストーカーまがいのダイレクトメールが、多量に送られてきた。まずとるべき行動は、スクリーンショットで画面の保存。いきなりブロックしたりすると、拒絶されたと思われ、逆上し、居場所を探されたり、家に押し掛けてくる可能性がある。
「やめてください」と返信すると、相手を喜ばせてしまうかもしれない。警察に相談するのが良い方法。
●痴漢にあった。
痴漢のトラブルは、多い。満員電車で行われることが多く、誰が犯人か分かりにくい。
犯人の特定に有効な方法は、相手の手をひっかく。証拠を残す。爪に犯人の皮膚片が残り、DNA鑑定をすることができる。軽くひっかくだけでオーケー。
引っ掻いたり、声を出して助けを求めるのは、かなり勇気がいる。
警視庁が作ったアプリ、「デジポリス」が有効。「痴漢です、助けてください」の画像を表示できて、周りの人に気づいてもらえるし、画面を押すと音声で、「やめてください」と発することができる。
また、犯人が逃走した場合、犯人の逃げる姿を写真か動画に撮る。時間、場所、服装が記録される。駅の防犯カメラと照らし合わせ、犯人の特定ができるかもしれない。
2020年8月29日”世界一受けたい授業”より。

ブラックハッカーたちから守るホワイトハッカー。
河崎純真(かわさきじゅん)先生。セキュリティーアドバイザー。580億円相当の仮想通貨流出事件などのサイバー犯罪捜査にも協力していました。
主な仕事内容は、攻撃されてどうしようと言うより、攻撃をそもそも防ぐセキュリティーシステムの構築であったり、犯罪者から情報を守ること。頑丈なセキュリティーシステムを作り、セキュリティーシステムの監視など。
2020年2月8日”世界一受けたい授業”より。

そもそもハッカーとは?
コンピューターの内部に侵入できる高い技術を持った人のこと。
近年、ネット上で個人情報などを盗むサイバー犯罪が、激増。世界のサイバー犯罪の被害額。2015年、3兆ドル(約330兆円)。2021年、6兆ドル(約660兆円)に増加。
2020年2月8日”世界一受けたい授業”より。

闇サイトでは、サイバー攻撃の請負が売買されている。
その額わずか3万円。ブラックハッカーたちは、仕事を請け負っている。
クレジット情報を盗んだり、ライバル会社のデータを破壊したりするサイバー攻撃。
2020年2月8日”世界一受けたい授業”より。

先生とブラックハッカーとの戦い。
2019年8月。先生に1本の電話があった。「仮想通貨の1億円が盗まれました」と。プロのハッカーに盗まれると、ほぼお金は戻らない。
先生は、この会社のシステムには、犯人を追跡できるように罠を仕掛けてあった。犯人の痕跡があったので、追跡した。2時間で犯人が特定できた。
その浮かび上がった人物は、1億円が、盗まれた会社の社員だった。犯人が、3千万円は、セキュリティーの完璧な場所に移していたため、その分は、取り返すことができなかったが、残りの7千万円は、取り返すことができた。
2020年2月8日”世界一受けたい授業”より。

ブラックハッカーによって、企業に行われる「逆SEO」とは?
検索順位を無理矢理下げる。検索サイトは、トップページに表示されるかされないかで、1日数十億円の売り上げが変わったりする。ブラックハッカーに数千万円支払って、ライバルの順位を下げさせて、自分のサイトを上に上げるというもの。
ブラックハッカーの手口。
セキュリティーのあまい無料Wi-Fi(ワイファイ)にアクセスしたスマホやパソコンをハッキングし、パソコンの暗証番号やカード情報などを盗む。
対策としては、管理元が、わからないWi-Fiの接続をオフにする。Wi-Fiを使用したい場合は、暗証番号など重要な情報は入力しない。
2020年2月8日”世界一受けたい授業”より。

フリーWi-Fi。
●誰でも使える便利な電波。
情報を盗み取ろうとする。不審アクセス、1日平均4000件以上になり、大幅に増加している。
正義のホワイトハッカー。河崎(かわさき)さん解説。企業情報を守るためのシステム開発などの仕事をしている。
Wi-Fiは、無線LANのブランド名。ワイヤレス・フィデリティの略。
●Wi-Fiで気を付けること。
1、スマホでの、インターネットの共有の自動接続は、しない。自動接続をするにすると、近くの強いWi-Fiに自動的に繋がり、データを覗き見されたりする。
2、鍵マークがなく、所在不明なフリーWi-Fiは、「野良Wi-Fi」という。危ないので使わない。
入力したパスワード等の個人情報が盗み見られる。野良Wi-Fiは、鍵マークなしで、名前が怪しい。また有名店の名前であっても、電波を発信している場所が近くに見つからない場合も怪しい。
◯電子マネーが抜き取られた手口。
カフェで何気なく携帯を置いていた。電子リーダーを袖の中に隠し持った犯罪者が、タッチするだけで、電子マネーを抜き取られる事件が多発。
スマホを不用意に置いたり、目を離したりしない。
2021年1月24日”林先生が驚く初耳学”より。

スマホ

3、注意すべき「悪魔の双子」。
鍵付きWi-Fiで、企業やレストランが飛ばすものは、安全で安心。ですが、同じ名前のものが、2つ表示されているときは、通称「悪魔の双子」と呼ばれ、最もアクセスしてはいけないもの。
ちゃんとしたWi-Fiに見せかけて、誰かが勝手に作っているものが、同列で表示されている。同じ名前で、鍵もちゃんとついていて、アクセスポイントに見えるけれど、罠。情報を見られる、抜き取られる、最悪携帯が乗っ取られる可能性もある。同じ名前が2つあるときは、どちらにも繋がないこと。
2021年1月24日”林先生が驚く初耳学”より。

(雑学の日付や番組名、内容は、メモより書き起こしておりますので、間違いや内容の誤解釈などありましたら、ご指摘いただけたらと思います。ブログに貼り付けています画像は、『たっぷり素材 PIXTA』と『筆まめ』『筆ぐるめ』『素材辞典』の素材です。他者さまの画像引用の場合は、明記いたします)